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五輪後も景気は腰折れしない

Japan In-depth / 2019年4月16日 18時0分

特にシニアの方々は、職務スキルにあった賃金設定がやりやすいと思う。シニアの方々からこれを普通にしてもらって、60(65)歳以下についても職務スキルに見合った賃金設定をやっていこうという動きになっていく必要がある。


 


【編集後記】


日本の景気は腰折れしない、との安井氏の見通しは一定の説得力がある。一方で、30代~40代の子育て層に恩恵が行き渡っていない、との指摘は正鵠を射たものであり、筆者の周りを見ても、実感する問題だ。本来は子どもの成長に合わせ、住居を買ったり、旅行をしたり、消費をするべき層だと思うが、教育費や社会保障費の負担が重く、その消費行動は慎重にならざるを得ない。これは景気の足を引っ張ることにはならないのか?若年層はそもそもお金の使い道に慎重であり、頼みの綱は高齢者の消費のみ、というのではいかにも心もとない。


名ばかりの働き方改革や、なかなか加速しない日本発ベンチャーの台頭などを見ると、中期的な日本経済の見通しに手放しで楽観することは出来ない。アベノミクスの限界を感じている人は多い。ポストアベノミクスを描ける政治家の出現を待望しているのは筆者だけではあるまい。


 


トップ写真:©Japan In-depth編集部


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