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コロナ禍で再認識 インクルーシブの重要性

Japan In-depth / 2020年9月4日 20時30分

 


■ インクルーシブを進めるためにすべきこと


最後に酒井氏と鮫島氏が、これからどのような人をまきこんでいきたいか聞いた。


酒井氏は、自分たちの取り組みに共感してくれる人を巻き込みたい、と意欲を語った。


「アルコール、エタノールは公衆衛生に貢献できる。今は除菌ウェットティッシュの開発を進めている。こうした商品が売れるようになれば、今ゴミのものがゴミじゃなくなる。そういう取り組みをどんどんしていきたい。欲しいのは一緒に市場を作ってくれてこういった取り組みに共感してくれる方だ」。


鮫島氏は、エシカルビジネスを加速させたい、と述べた。


「コロナの中で、エゴイズムな人も増えているのではないか。これから資源も枯渇してきている中で生き残れない。奪い合うのではなく、シェアする時代にしていかなくてはいけないと今改めて再認識している。この二極化が垣間見える中でエシカルを加速させていきたいと考えている」。


今まで一般消費者にアプローチしてきたが、今後は、大企業など影響力のあるところと何か一緒にできるようなことを考えていきたい、と鮫島氏は語った。


扱う商品やサービスは違えど、インクルージョンを意識して事業展開している点は共通している4社。新型コロナ禍の中、新たな事業の方向性も見えてきたようだ。私達消費者も購買行動を考える時期に来ていることを気づかされた。


(了)


トップ写真:それぞれの会社で販売されいている製品を持っての集合写真。イベントはソーシャルディスタンスを保ち、マウスシールドをつけて行われた。 写真提供:andu amet


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