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「全国40万女性党員のハブになる」自民党女性局長吉川ゆうみ参議院議員

Japan In-depth / 2021年5月21日 23時0分

「全国40万女性党員のハブになる」自民党女性局長吉川ゆうみ参議院議員




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





「編集長が聞く!」





【まとめ】





・自民党女性局は昭和30年から。国民と国政とをつなぐハブ的存在。





・40万人の自民党女性党員は、社会的・相対的に立場の弱い人の窓口。





・女性・子供の貧困、児童虐待、ワクチン副反応への懸念などに取組むと共に、女性議員を増やす活動も。





 





コロナ禍で女性の自殺が増えている。労働時間の短縮や雇い止めなど、女性が多い職場へのしわ寄せなどによる経済的な不安や困窮等も大きな原因と言われている。そうした中で、自民党女性局はどのような役割を果たしているのか。去年局長に就任した吉川ゆうみ参議院議員に話を聞いた。





■ 女性局の役割





安倍: 女性局は昭和30年からあって、吉川さんは93代目ですね。 女性局はどんな仕事をしているのですか?





吉川氏: そうですね。扇千景元参院議長や現在の山東昭子議長も女性局長でした。男性が局長だった時もあります。今、女性局役員のうち半分は男性で、青年局長出身者も何名か入っています。女性が活躍しやすく生きやすい社会をつくるには、人口の半分の男性の協力や理解なくしては成しえません。理解ある男性議員を増やす意味でも男性議員には積極的に役員になって頂いていますし、青年局とも連携しながら様々な活動を進めています。





私は、党の女性局は、全国の皆さまと国政とをつなぐハブ的存在だと思っています。





自民党には組織運動本部というところがあり、女性局のほかに青年局、団体総局などがあり120万党員を目指しています。その中には約40万人の女性党員が全国にいて、そのうち700名以上が都道府県議会、市町村議会の地方議員です。そういう方々の声をお伺いして吸い上げながら党や政府としての政策・施策、予算に繋げていくとともに、政府の政策を地方議員の先生方や全国の自民党 都道府県支部の女性局を通じて還元・共有し、「自民党員だったから目の前の問題が解決した。実際に国の政策や制度となった。自民党で良かった!」と思っていただけるような、全国のお一人お一人と国政をつなげる活動と、自民党を理解して下さる女性の方々を増やすための活動をしています。





■ 党員開拓





安倍: 新規の党員開拓はどうやっているのですか?





吉川氏: まずは、これまで政治と近くなかったり興味がなかった方々に、「いったい自民党は何をしているのか」を知っていただく必要があります。女性党員の層が薄いところに対して、自民党はこういうことをしていますとか、みなさんの意見もちゃんと聞きますよ、等を訴えています。私が局長となってから、子育て世代の声を聞く「ママトーク」や、学生や20代・30代の女性の声を聞く「ユーストーク」を始めました。





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