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「政権獲得、衆院選3回の内に」日本維新の会幹事長 藤田文武衆議院議員

Japan In-depth / 2023年9月2日 22時4分

藤田: 最後は政権及び自民党がどれだけ腹をくくって前に進めるかということに尽きると思う。2017年の選挙で我々はかなり惨敗して、衆議院議員が11名だった時代が約4年間、その間ほとんど憲法審査会は開くことすらしなかった。ずっと開こうと言ってきたのが馬場代表だった。





我々が(議席が)41になった瞬間に、自民党の本音としては維新がこれだけうるさく言っているから、と言って我々のせいにして開催し始めたわけだ(笑)。今は、議論を表でやりましょう、とずっと訴えてきて、そのステージには上がれたのは本当に良かった。だから、緊急事態条項も憲法9条も表の議論でネット中継されるから、国民の皆さんも知ることができるというステージに来たのは良いことだ。馬場代表がずっと申し上げているのは、憲法改正をやるんだったらどの項目でやるかという議論を詰めるということと、どういうスケジュールにやるかということを決めないと、ということだ。





岸田さんは自分の総裁任期中にやると言ったわけで、ということはもうあと1年を切っている。じゃあ、どの項目で議論を優先的に進めていくかということを政治日程にのせていかないと。我々はいくつかの案を出していて、一つは緊急事態条項で国民民主党さんと有志の会と、初めて他党と2党1会派で原案を他党とすり合わせて原案を提示させていただいたし、それをもとに国民投票するのももちろんいい、と我々はずっと言っている。





また例えば教育の無償化。教育関係のことは自民党の原案にも入っているから、項目、領域という意味でそれもいいし、私の中でも政治家としての矜持として憲法改正というのは9条の問題としてずっと戦後語られてきたから、真正面から逃げない議論を深めていくことはやるべきだと思っている。先送りする必要はないと思っているので、どの項目でどのスケジュールでやるかということを、政治的な意思決定を自民党ができるかどうかだけで進むか進まないかが決まると私たちは思っている。我々は進めるべきだと言っている。





■ 大阪万博





安倍: 大阪万博、日程が遅れているが、予定通り行われるのか?





藤田: これはもう政党の域を超えている問題なので、維新の会がどうこうして進む話ではないと思うが、それは大阪の行政府である大阪の自治体、吉村さんを筆頭した行政運営もしっかり努力しないといけないし、万博協会、それから官邸が頑張っていただかないといけない問題だから、実際にそれはそれで非常に前向きにやっていくという指針を示しているので、国家事業として成功するようにスケジュールを後倒しするかしないかという話題も出ているが、決められたスケジュールでできるように最大限資源を投入するということでしかない。





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