【エンタがビタミン♪】湊かなえさんがバラエティ番組に出演。小説を書く時の“まさかのルール”を暴露。

TechinsightJapan / 2014年12月18日 21時25分

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湊かなえさんらミステリー小説家4人が情報バラエティ番組『王様のブランチ』でトークを繰り広げた。その中で「小説を書く時のルール」について質問があると、湊さんは「ガムを噛みます」と答えた。彼女がその詳細を語ると他の小説家たちも意外なルールに驚かされ、まるでミステリーの種が明かされたかのようだった。

12月13日に放送された『王様のブランチ』の企画“人気ミステリー作家サミット”では、『ツナグ』、『鍵のない夢を見る』などで知られる辻村深月さん、『カラスの親指』や『貘の檻』を書いた道尾秀介さん、『疫病神』シリーズや『カウント・プラン』の他にテレビ化された作品も多い黒川博行さん、そして映画やドラマになった『告白』、『白ゆき姫殺人事件』に『夜行観覧車』、『Nのために』などで知られる湊かなえさんが顔をそろえた。中でも湊さんはこのメンバーと話すのは初めてだという。

湊かなえさんは、武庫川女子大学を卒業してアパレルメーカーに就職したが、やがて青年海外協力隊隊員としてトンガで2年間を過ごす。その後、帰国して淡路島の高校で家庭科の非常勤講師をした。デビュー作『告白』は学校を舞台に書かれているが、彼女は「先生の体験を小出しにしているかな…」と小さく笑った。多くの人は生徒として教室で教壇や黒板を見る体験はしているが、黒板側から生徒を見渡す体験は教師にしかできない。「教壇から皆を見るあの感じ。悪さをしているのとかも…、あの景色を反映させたかった」と作品の発想を語る。

辻村深月さんはその話を聞いて、生徒として机に座っていた高校時代、「授業中に小説を書いていたので、心が痛む」と明かす。彼女のデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』の上巻はその時に書いたものなのだ。それを知った湊さんは逆に「没収とかされたらアウトだったんだ」とホッとしていた。

視聴者から「書く時のルールはありますか?」と質問が寄せられ、黒川博行さんは「お茶を飲みながら書くかな」と答えると、24時間一緒にいるというインコのマキちゃんが「本棚の上からずっと見ている。“行くぞ”と言うと肩に乗るんだよ」と嬉しそうに話していた。

湊さんは、そうしたお茶を入れるなどのルールはあるかと振られ、「私はガムを噛みます」と答えた。しかも、作品ごとに味を変えるという。「ストロングミント味の作品、グレープ味の作品…。連載が月に2本ある時とかは、ガムの味で“今、私はこれを書いてるんだ”」と自覚するそうだ。

最新刊の『物語のおわり』について「これは何味か?」と聞かれた湊さんが「アップルミント味」と即答すると、他の小説家は「ほ~」と興味津々でその新刊を見つめていた。

“人気ミステリー作家サミット”を進行した番組Bookナビゲーターの市川真人さんは、スタジオでVTRを紹介した後に「“アップルミント味”と言われて、作品を読み直すと『なるほど、こういう気持ちで書いたんだ』と伝わってくるようだ」と言う。また、「湊さんはすごく気を遣っていて、ミステリー作家はすごい常識人が、すごく読者のことを考えているんだ」と実感していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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