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【海外発!Breaking News】「背中にもう1匹?」見間違えるほど大量に毛が絡まった猫、カットしてすっきり(米)

TechinsightJapan / 2024年3月9日 20時55分

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アメリカの動物保護団体が、保護して間もない猫の写真をSNSに投稿して注目を集めている。猫は長い間、人の世話を受けていなかったようで、まるでもう1匹猫がいるように見えるほど絡まった毛の塊が背中にできていた。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えた。

米ネバダ州ラスベガスを拠点とする動物保護団体「ラスベガス動物財団」が2月21日、保護猫の写真をInstagramに投稿したところ、多くの人を驚かせた。写真には猫のうなじの辺りから尾の付け根にかけて背中全体に絡まった毛の塊があり、まるでもう1匹の猫が覆い被さっているように見えた。

猫は2月13日に保護された後、同動物保護団体に連れて来られ、“トレジャー(Treasure)”と名付けられた。13歳ほどと見られるオスのトレジャーは、すぐに獣医のもとで毛の塊の除去とともに健康診断を受けることとなった。



多くの猫にとってグルーミングは不快に感じるため、麻酔が必要になることもあるそうだが、トレジャーはグルーミング・スタッフに対してとてもフレンドリーだったことから絡まった毛の除去は20分程度で終わったという。

Instagramに投稿されたトレジャーの写真には、毛の塊を背負った姿とグルーミング後のまるで別の猫のようにいきいきとした表情が写っている。そんなトレジャーの姿には、このような声が寄せられた。

「おおっ! 見違えたね!」
「この猫ちゃんは何年も放置されていたんじゃないかな。でもとても素敵になったね。」
「とてもハンサムになったね。もし私が近くに住んでいたら、この子を引き取りたかったわ。」

同動物保護団体のマーケティング・マネージャー、アリソン・フォード氏(Allison Ford)は、米ニュースメディア『Newsweek』の取材に対してこのように語っている。

「毛が絡まった状態は、不快感や皮膚の炎症を起こしてしまうことがあります。また、絡まった毛が常に皮膚を引っ張る状態になるため、皮膚が爛れて時には感染症につながることもあるのです。トレジャーの毛の塊はとても分厚くて硬くなっていたため、その下にある皮膚の通気性が悪く、これが常に湿った状態となってさらには糞尿などで汚れた状態になるところでした。」

また、同氏によると「トレジャーは迷子になったのか、飼い主に捨てられたのかは分からない」とのことだが、現在は施設内で元気に暮らしており、新たな家族が見つかるのを待っているそうだ。

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