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【エンタがビタミン♪】亀梨和也&松下奈緒『阿久悠物語』に続編期待する声 「SPドラマで終わるのが勿体ない」

TechinsightJapan / 2017年8月27日 14時14分

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日本テレビ系『24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう~』で8月26日夜9時過ぎよりドラマスペシャル『時代をつくった男 阿久悠物語』が放送された。主人公の作詞家・阿久悠をKAT-TUNの亀梨和也、その妻・深田雄子役を松下奈緒が務めた。初めて出会った広告代理店の会社員時代から作詞家として成功を収め、やがて時代の流れにずれを感じだす後期までおよそ20年の変遷を演じた。阿久悠夫妻そのものを思わせるような2人に視聴者からは「亀梨くんの演技素晴らしかったです。松下奈緒さんの良妻ぶりもお見事でした」などの称賛がつぶやかれている。

今回のドラマスペシャルでは、1971年10月からスタートした日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』を中心に阿久悠が果たした功績と舞台裏での苦労を詳細に描いた。阿久悠は「歌は時代をつくる」との熱い思いから仕事に没頭して家に居ることはほとんどないが、心では妻や子どものことを思う優しい男である。派手ではないが強い意志で夢を追うその姿を亀梨和也が熱演した。また、妻の雄子はそんな夫を夫以上に理解しており「あなたは大丈夫よ」と励ます存在だ。NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年)で水木しげるの妻・布美枝役を演じたことのある松下奈緒には適役だった。

ツイッターでは「いつも24時間テレビのドラマは見ないのに、昨夜の阿久悠物語は真剣に見ちゃった。大好きな曲だらけだったし」「24時間テレビドラマぽくないけど下手な涙頂戴なドラマや企画より全然いい!」という感想も見受けられ「DVDになっていろんな人の手に渡って目にして欲しい」「何だかSPドラマで終わるのが勿体ないようなドラマでした☆ミニドラマでも良いから阿久悠物語また見たいです!」と願う人も少なくない。

ドラマでは阿久悠による作品も多数紹介され、人気が低迷していた森山加代子をカムバックさせようと書いた『白い蝶のサンバ』(1970年)からニューミュージックの台頭で「一等」が獲れなくなった葛藤のなかで書いた『時代おくれ』(1986年)まで、それぞれに生まれた背景があることを改めて思わされた。ただ、およそ5000曲を手掛けた阿久悠だけにエピソードはまだまだある。

今回は『スター誕生!』で最初にスターとなった森昌子が大きく取り上げられたが、山口百恵が挑戦した際に彼が「歌手には向かない」との趣旨で評したことがある。『スター誕生!』から森昌子、山口百恵、桜田淳子の“花の中三トリオ”が誕生したものの、山口だけ阿久悠の作品を歌っていない。

また、阿久悠が歌詞提供しなかった大物歌手が美空ひばりだった。美空ひばりがあまりに大きな存在で「提供できなかった」といった方が近いのかもしれない。彼は1976年頃にラジオ番組の企画で美空ひばりが歌うことを想定して書いた歌詞を公表しており、直接アプローチしきれずにいたようだ。結局その歌詞は1979年に八代亜紀が『舟唄』として歌い彼女の代表曲となった。

一方で『スター誕生!』で歌手デビューした岩崎宏美にはデビュー曲『二重唱(デュエット)』や『ロマンス』『シンデレラ・ハネムーン』など60曲を手掛けている。レコーディングにも立ち会ったというから、その力の入れようがうかがえる。そうしたエピソードをクローズアップすればまだまだ『阿久悠物語』のドラマができそうだ。もし続編が作られるならば、夫婦役はもちろん亀梨和也と松下奈緒であろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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