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【海外発!Breaking News】「神に守ってもらえる」と母親 子供2人を乗せた車を電柱に衝突させる(米)

TechinsightJapan / 2018年3月28日 15時0分

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「神様が本当にいるなら、あなたたちをきっと守ってくれるはず」―そう言って、母親はアクセルを踏み込み車を電柱へ衝突させた。このほど米ジョージア州で「子供たちに神の存在を証明したかった」という理由で、故意に衝突事故を起こした2児の母親が逮捕された。『WSB-TV』『New York Post』『CBS Miami』など複数の米メディアが伝えている。

3月21日の朝、ジョージア州グイネット郡ノークロスで、5歳と7歳の我が子を乗せてSUVを運転していたバカーリ・ウォーレン(25歳)は、Peachtree Industrial Boulevard(ピーチツリー・インダストリアル・ブールバード)の上り車線を走行中、下り車線をまたいでコンクリートの電柱めがけてアクセルを踏み込んだ。

バカーリは、後部座席にいた2人の子にシートベルトを装着するように命じ、故意に車を衝突させた。その映像は交通監視カメラにもはっきりと捉えられていた。ノークロス警察が事故現場に駆けつけ「何があったのか」と尋ねると、バカーリは「私のFacebookをチェックして。そうしたら何が起こったのかわかるから」と告げたという。しかしFacebookには事故をほのめかすことなど何も投稿されておらず、再び尋ねた警官にバカーリは「神が子供らを守ってくれるということを証明するためにやった」と供述した。

幸いにも怪我がなかった2人の子供から事情を聞いた警官に子供たちはしっかりと対応し、娘の1人はこのように話した。

「母は目を閉じて『I love God』と言っていた。私たちを事故に遭わせたかったんじゃなくて、神様が実在することを私たちに知って欲しくてやった。」

ノークロス警察に2件の児童虐待容疑で逮捕されたバカーリは、22,000ドル(約230万円)の保釈金が設定され、拘留中の身だ。2人の子供たちは現在、祖父母のもとに預けられているという。同警察のエリック・バッティンスキー警官は、「誰にも怪我がなかったことは幸いです。道路がもっと渋滞していたり、車が電柱に衝突した角度が違っていたなら、もっと大きな事故になっていたことでしょう」と述べている。

「神を信じているなら神が守ってくれる」と子供たちに伝えていたバカーリだが、“子供を守るのは親”ということに気付くのはいつだろうか。

画像は『New York Post 2018年3月26日付「Mom crashes car into pole to prove to kids God is real: cops」(Gwinnett County Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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