【海外発!Breaking News】2度の心臓手術を受けた赤ちゃんが初めて笑う 母は「希望の光」と涙(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2020年3月8日 6時50分
心臓が半分しか機能していない状態で誕生した男の子が2度の心臓手術を受け、生後157日目にして初めて笑った。その笑顔は「我が子はもう笑う力も残されていないのでないか」と心配していた両親に“希望”を与え、多くの人の心を捉えて拡散中だ。『ABC News』『KABB FOX 29 News』などが伝えている。
米ニューヨーク州バッファローに住むアレクサンドリア・ネルソンさん(Alexandria Nelson)が、帝王切開でセオドア・“テディ”君(Theodore “Teddy”)を出産したのは昨年8月30日のことだった。テディ君はアレクサンドリアさんが妊娠26週の時に先天性心疾患である左心低形成症候群(HLHS)と診断され、自宅から約4時間離れたペンシルベニア州の「UPMCチルドレンズ・ホスピタル・オブ・ピッツバーグ」にて誕生した。
HLHSは全身に血液を送る左室が非常に小さい難病で、早期に手術をしないとチアノーゼや多呼吸、ショック状態に陥り、生後1か月ほどで死亡する確率が高くなる。そのためテディ君も誕生して15分後には待機していた特別チームによる心臓の手術が行われた。
手術は何度か段階を踏まなければならず、テディ君の2度目の手術は昨年の11月13日に行われた。しかしテディ君は手術中に脳卒中を起こし、生命維持装置やいくつものチューブに繋がれると一進一退を繰り返した。それでも両親は息子の回復を信じて祈りを捧げ、どんなに意識が朦朧としていても励ましの言葉をかけ続けた。
そして病室に姉(4歳)と両親が訪れた2月3日、生後5か月を迎えたばかりのテディ君に奇跡が起こった。誕生から157日目にして初めて笑ったのだ。その様子は撮影されてFacebookに投稿されており、父親のマイケルさんが「ハイ、バディ…。そうか、ハッピーなんだね」と嬉しそうに語りかける声が録音されている。またアレクサンドリアさんの「アイ・ラブ・ユー。アイ・ラブ・ユー。もう泣きそうだわ。オー・マイ・ガー。あなたはとても美しいわ。笑っているのね。アイ・ラブ・ユー…」と感極まった優しい声も背後で響いていた。
アレクサンドリアさんはテディ君について、次のように明かした。
「2度目の手術で脳卒中を起こしてからは、テディの脳がきちんと機能しているのか、はたして笑うことができるのか、ずっと不安だった。でもテディはいくつもの障がいを乗り越えて未来に向けて一歩踏み出したわ。あの笑顔こそ希望の光。私たちにとってはとても意味のあるものだったの。」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
健常者の長男、ダウン症の次男、指定難病の三男を育てる父の想い「障がいあっても子育ては楽しめる」
ORICON NEWS / 2024年4月22日 8時30分
-
【海外発!Breaking News】ママの声を初めてしっかり聞いた赤ちゃん、その反応に「ビューティフル」(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月16日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】クシャミで骨折し「長くは生きられない」と言われた“奇跡”の双子、8月で4歳に!(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月5日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】ラグビーボールのような頭を持って生まれた息子 医師に「心配無用」と言われるも「何かがおかしい」と訴え続けた母親(英)
TechinsightJapan / 2024年4月2日 16時27分
-
心臓移植の12歳女児「2人分、懸命に生きたい」 春から中学生、地元川崎で経過報告 救う会は解散へ
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年3月28日 5時0分
ランキング
-
1豪雨被害で死者200人超 アフリカ東部タンザニアなど
共同通信 / 2024年4月26日 9時15分
-
2元大物映画プロデューサーの有罪判決破棄 告発の女優ら激怒 米国
AFPBB News / 2024年4月26日 16時3分
-
3「駐日米大使の醜聞もみ消し」 トランプ氏の公判で証言
共同通信 / 2024年4月26日 15時58分
-
4焦点:トランプ氏政治集会の舞台裏、聴衆はなぜ熱狂するか
ロイター / 2024年4月26日 12時59分
-
5米国、ニジェールから軍撤退を表明(ニジェール、米国、ロシア、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月26日 1時50分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください