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【海外発!Breaking News】行方不明だった猫、マイクロチップのおかげで6年ぶりに飼い主と再会(英)

TechinsightJapan / 2020年7月22日 13時33分

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英ノッティンガムシャー州で行方不明になっていた飼い猫が6年ぶりに発見され、飼い主と感動の再会を果たした。SNSなどで情報提供を呼びかけるも全く見つからなかったが、ある日のこと自宅から約14kmも離れた場所にある動物診療所から連絡があった。猫に埋め込んだマイクロチップが手掛かりになったという。『Metro』『Nottinghamshire Live』などが伝えている。

ノッティンガムシャー州ハックナルに住むゾーイ・フォスターさん(44)の飼い猫“ギズモ(Gizmo)”は、2014年5月28日に家を出たきり戻らなくなった。その後ゾーイさんはギズモの写真をポスターやリーフレットにして配ったり、ソーシャルメディアでも呼びかけていた。

そして今年の7月13日、ゾーイさんの自宅から約14kmも離れた動物診療所から電話がかかってきた。迷子になったギズモが見つかったという話だったが、ゾーイさんはいたずら電話だと思ったそうだ。

「不思議なことに、いつかギズモが戻ることは分かっていたのです。でも電話を受けた時には、倒れるんじゃないかっていうほど驚いてしまって。後で誰かが出てきて『嘘だよ』って言われると思っていました。」

ギズモは6年前に突然行方不明になったが、去勢していたことから「すぐに戻るだろう」とゾーイさんは思っていた。しかしどれだけ待っても戻らなかったため、パニックになったゾーイさんはできる限りの努力をして周囲に協力を呼びかけた。

「貼り紙をしたり近所の家へ聞きに回ったり、動物診療所にも電話しました。マイクロチップが埋めてあったから、“PET LOG”へ電話もしたのです。」

“PET LOG”はマイクロチップ入りペットのデータベースを扱うイギリス最大級の団体である。

さらに迷子の猫に関するサイトを調べたものの、手掛かりは全く掴めなかった。行方不明になった当時、ギズモはゾーイさんの家で3年間暮らしており、ゾーイさんは誰かに連れ去られた可能性もあると考えていたそうだ。

「まるで消えたみたいだった。本当にひどかったわ。飼い始めた頃は小さくて、いつも私のそばにいましたから。」



発見の連絡があってから2日後の15日、ゾーイさんは動物診療所でギズモと6年ぶりの再会を果たした。9歳になったギズモを車に乗せて帰宅する際には、久しぶりにハグをしたという。

「私のことを覚えていると思います。名前を呼ぶと顔を上げて、耳をぴくぴくさせるの。」
「長い間行方不明だったから、落ち着くには時間がかかるでしょう。戻ってきてから、ギズモの性格は柔らかくなったみたいです。」

ギズモを動物診療所に連れてきたのは、ノッティンガムシャー州の村セルストンに住む女性だった。女性は迷い込んできたギズモに数年間餌を与えていたが、ギズモは家に入らず庭にある鶏小屋で寝泊まりしていたという。女性はギズモが捨て猫だと思い、去勢手術をするため動物診療所に連れてきた。そして診療所がマイクロチップの存在に気付き追跡した結果、ゾーイさんの連絡先に辿りついたそうだ。事実を知った女性は、ギズモをゾーイさんのところに戻す決意をしたという。

画像は『Metro 2020年7月19日付「Missing cat reunited with his owner six years after he disappeared」(Picture: Tom Maddick / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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