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【海外発!Breaking News】悲痛な鳴き声を上げて子犬の救出を見守る母犬 感謝を伝えて立ち去る(印)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年8月24日 21時50分

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今月18日、インドの動物救助団体が下水道に迷い込んだ子犬を救出した。合計5匹の子犬のためにコンクリートの地面を壊して救出するスタッフのそばでは、母犬が悲痛な鳴き声を上げながら見守っており、その一部始終を『TIMES NOW』などが伝えている。

印テランガーナ州ハイデラバード県シャイクペットで、1匹の母犬が必死に吠え続ける姿を地元民が発見した。母犬が吠えるその先には、マンホールから下水道に落ちた子犬たちが必死に助けを求める鳴き声が聞こえた。

入り口が狭く地元民では救出不可能だったため、インドの動物救助団体「Animal Warriors Conservation Society(以下、AWCS)」に通報が入り、スタッフが現場に駆けつけて救助にあたった。

その一部始終をカメラが捉えており、深く奥の見えない下水道の入り口から子犬たちの鳴き声が聞こえてくる。母犬は姿の見えない子犬たちを心配し必死に助けに行こうとするが、入り口は小さすぎてそこからの救出はできなかった。

そこでAWCSのスタッフは、子犬がいると予想される場所の真上にある道路のコンクリートを工具で破壊し、張り巡らされた鉄筋を切断すると下水道の中に入って子犬の捜索を開始した。母犬はすぐそばで心配そうに穴を覗き込んでおり、悲しげな鳴き声を上げている。



子犬たちも母犬とはぐれてしまった不安からしきりに鳴き続けていたため、居場所はすぐに分かったようだ。下水道の端で身を寄せ合っていた子犬たちを発見すると、1匹ずつ地上にいるスタッフへ手渡していった。



救出された子犬は母犬の姿を見ると安堵したようで、大きく尻尾を振って喜んでいる。下水道には合計5匹の子犬がおり、スムーズに2匹目、3匹目と救助できたが、残りの子犬は臆病な性格でスタッフに近づこうとしなかった。

スタッフがゆっくりと近寄り優しい口調で話しかけ続けると子犬はすぐに懐き、最終的にはスタッフに身を委ね地上で母犬と再会することができた。最後の子犬が救出されると、見守っていた地元民から大きな拍手が沸き起こった。



子犬たちが下水道に落ちてから10時間以上経過していたといい、お腹を空かせていた5匹の子犬たちが母犬のお腹の下に集まりミルクを飲む姿もカメラが捉えている。

救出の一部始終を見た人々からは「素晴らしい活動に言葉も無いよ」「母犬と子犬たちが再会できて良かった」「本当に尊敬するよ。ありがとう!」など称賛の声が寄せられた。



なおどの子犬にもケガは無かったようでミルクを飲んで落ち着くと、お礼をするように救助してくれたスタッフのもとに母犬と一緒に駆け寄っている。しばらく遊ぶと、野良犬だったようでどこかへ立ち去っていったという。



画像は『Times Now 2021年8月19日付「Hyderabad animal activist group rescues 5 puppies trapped in manhole in 10-hour operation [WATCH]」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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