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【海外発!Breaking News】笑顔輝くダウン症の女児、二卵性双生児の姉妹の励ましで最初の一歩を踏み出す(英)

TechinsightJapan / 2021年12月2日 6時0分

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イギリスで2019年9月に誕生した二卵性双生児の姉妹は、1人だけが「ダウン症候群(以下、ダウン症)」を患っていた。ダウン症の女児は発達はゆっくりながらもよく笑い、姉妹からたくさんの励ましを受けて2歳の誕生日前に最初の一歩を踏み出したという。心温まるニュースを『The Mirror』などが伝えている。

英リンカンシャー州ゲインズボローに住むローラ・ギリアットさん(Laura Guilliatt、32)は2019年9月29日、二卵性双生児のフレイヤちゃん(Freya)とケイトリンちゃん(Caitlyn)を帝王切開で出産した。

パートナーのサイモン・ロビンソンさん(Simon Robinson、46)との間に5年間子供ができなかったローラさんは、子宮内に移植した2個の胚が2つとも着床、双子を体外受精で授かった。しかしフレイヤちゃんは誕生から3日後、ダウン症と診断されたのだ。

フレイヤちゃんに異常があることが分かったのは妊娠20週目の検査で、ローラさんは医師に「胎児の脳に余分な液体が溜まっています。また染色体に異常がある可能性があります」と告げられた。

ローラさんは「胎児の染色体異常の診断に必要な羊水検査は、流産の可能性があるため行いませんでした。医師は『何も心配がない』と強調していましたが、妊娠後期になると2日に1回の検査を強いられ、妊娠35週で緊急帝王切開となったのです」と当時を振り返り、このように続けた。

「誕生した2人は呼吸が上手くできず、すぐに新生児集中治療室に運ばれて行きました。ただ出産後8時間経っても赤ちゃんとの対面は叶わず、私はサイモンに様子を見にいくようにお願いしたのです。」

「そして医師と話をして戻ってきたサイモンは、私にこう言いました。『フレイヤはダウン症の可能性があるので、医師は血液検査をしたいそうだよ』とね。そして3日後、フレイヤがダウン症であることが確認されたのです。」

「ダウン症についての知識が全くなかった私は、診断を聞いて酷くショックを受けました。様々な感情が押し寄せてきて『フレイヤの将来はどうなってしまうのだろう』と怖かったのです。」

「私はその後、病気についてのリサーチを始めましたが、ダウン症特有の症状や健康状態などについて知ることさえ怖くなり、パニック状態に陥りました。ただ私と違ってサイモンはとても落ち着いていたのです。」



ちなみにダウン症とは、21番目の染色体が通常より1本多いことで発症する先天性の疾患で筋肉の緊張度が低く、一般的に運動、知能、ことば、社会性などがゆっくりと発達する。また心臓、呼吸器、眼、耳、鼻などの合併症を持つことが多いが、最近ではほとんどの人が普通に学校生活や社会生活を送ることが可能になっているという。

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