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高齢化進む韓国…「年寄り扱いはイヤ」大人用おむつがイメチェン

KOREA WAVE / 2024年3月1日 14時0分

ディペンドモデル俳優オ・ユナ=柳韓キンバリー(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国の衛生・乳児用品「柳韓(ユーハン)キンバリー」が、急速に進む高齢化を受け、シニア産業のイメージ改革に乗り出している。

同社を代表するシニアブランド「Depend」は、大人用おむつを主力とする。患者用おむつを中心に1993年にシニア事業に進出したが、なかなか売り上げが伸びなかった。しかし、この3年間は20%ずつ売り上げが増え、成果が出始めている。

成長した背景には、製品イメージの転換と消費形態を反映した商品企画がある。まず、高齢者のイメージを変えるため、2022年にDependモデルとして、俳優のオ・ユナを抜擢した。当時、40代前半の女性俳優を成人用おむつモデルに起用したのはかなり思い切った決断だった。

ただ、尿失禁は40代以上の女性3人に1人が経験するほど一般的な現象だ。中年女性の40%以上が経験したという統計もある。

柳韓キンバリーは、これまでベビー用品の周辺に並べていたDependを女性用品売場に配置した。また、アンダーウェアの概念を導入し、下着のように「95号」「100号」などにサイズ表記を切り替えた。製品の品揃えもライダー、パッド、アンダーウェアと多様化し、男性用製品も発売した。

柳韓キンバリー関係者は「高齢化を危機ではなくチャンスに転換することを目指している」としている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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