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燃費&人気も1位!? トヨタの3年連続「爆売れ小型車」はアンダー150万円で価格も魅力? 主力コンパクトカー「ヤリス」の特徴は

くるまのニュース / 2023年4月10日 10時10分

国土交通省が発表した「自動車の燃費ランキング」において、小型・普通乗用車で1位を獲得したトヨタ「ヤリス」にはどのような特徴があるのでしょうか。

■燃費ランキング1位! 「ヤリス」はどんなクルマ?

 国土交通省は毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、前年末時点で販売されていた乗用車における「自動車の燃費ランキング」を発表しています。
 
 2023年3月31日に発表された最新版では、1位をトヨタ「ヤリス」が獲得しました。このヤリスとはどのような特徴をもつクルマなのでしょうか。

 ヤリスはエントリークラスのコンパクトカーで1999年に登場。日本だけでなくヨーロッパやアジアなど世界70か国以上で販売されるなどグローバルにも展開されており、トヨタブランドの基幹車として世界戦略車のポジションも担っています。

 なお、国内では初代から2010年登場の3代目までは「ヴィッツ」という車名が用いられていましたが、海外では一貫してヤリスの名称で販売されていました。

 2020年2月に発売された現行型となる4代目では、国内外の呼称が統一化され、日本においてもヤリスの名称で販売されることとなりました。

 ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmと、衝突安全性向上などの理由でクルマが大型化しているなかではコンパクトサイズを維持しています。

 現行ヤリスは新開発のコンパクトカー向けプラットフォーム(TNGA GA-B)を採用することで、軽量で高い剛性のボディと軽快なハンドリングを実現したほか、最新の先進運転支援パッケージである「トヨタ セーフティ センス」を標準装備するなど、安全性能も向上。

 さらに、歴代ヤリス・ヴィッツでは徹底した軽量化とそれにともなった低燃費性能が特徴でもあり、現行型でもクラストップレベルの低燃費を実現しています。

 国土交通省の燃費ランキングで公表された36.0km/Lの燃費性能は、ヤリスのなかでも1.5リッター直列3気筒「ダイナミックフォース」エンジン搭載のハイブリッドシステムを採用した「X」グレードが該当。

 このハイブリッドシステムは、システム全体の高効率化とハイブリッド向けに特化した専用エンジン設計をはじめとする、多くのユニットを新開発としたことで低燃費を実現したといいます。

 また、ハイブリッドシステムを搭載しない1.5リッターエンジン搭載車では最高21.6km/L、ベーシックな1リッターエンジン車でも20.2km/Lという燃費性能を実現。

 そんなヤリスですが、販売台数も常にトップレベルを維持しています。

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が公表している販売台数ランキングによれば、2020年では登録車で1位(15万1766台)、続いて2021年も1位(21万2927台)、さらに2022年も1位(16万8557台)と3年連続で首位をキープ。

 このランキングではヤリスのほかにも、シリーズで展開されるSUV「ヤリスクロス」やスポーツモデル「GRヤリス」も含まれていますが、同様のパワートレインを採用しているヤリスクロスも燃費ランキングでは3位を獲得。こちらもトップレベルの低燃費性能を持っています。

 トップレベルの低燃費性能や、扱いやすいサイズ、エントリークラスとはいえ高い安全性能を持つことに加え、ベースグレードでは147万円からの価格に設定されていることもヤリスの特徴で、これらの要素が評価されたことで、常に販売台数でもトップの座を維持しているようです。

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