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クルマの「ハンドル」と「サイドミラー」 どうすれば“正しい位置”に調整できる?「誤ったポジション」のまま運転している人も!

くるまのニュース / 2024年1月12日 15時10分

乗り慣れないクルマの運転席に乗った際に悩むのが、ハンドルやサイドミラーの調整です。一体何を目安にすればハンドルやサイドミラーを正しい位置や角度に調整できるのか、詳しく説明します。

■「ハンドル」や「サイドミラー」の調整ポイントは?

 初心者ドライバーが乗り慣れていないクルマに乗った際に悩むのが、ハンドルやサイドミラーの調整です。
 
 最初のうちは何を目安に位置を決めれば良いのか分からないため、気づかずに誤ったポジションのまま使用している人も。
 
 では一体どうすれば、ハンドルやサイドミラーを正しい位置や角度に調整できるのでしょうか

 まずは「正しいドライビングポジション(運転姿勢)」を取るためにも、大事な要素であるハンドルから調整します。

 シートに深く座り、膝に余裕をもってブレーキペダルをしっかり踏み込める程度の位置にシートの前後距離を調整しましょう。

 次に、ハンドルを持った際に「肘が伸び切らない位置」になるよう背もたれの角度を修正し、そのうえで「ハンドルのチルト(上下角)」を調整します。

 チルトを調節するレバーは、基本的にハンドルの下側に設置されています。

 このレバーを押し下げるとロックが解除され、ハンドルが上下に動かせるようになるので、ハンドル上部でメーターに見えにくくならないよう気をつけながらチルトを調整しましょう。

 この際、あまり角度を付けすぎるとハンドルが持ちづらくなるので注意が必要してください。

 また車種によっては、チルト以外にテレスコピック(前後)の調整ができるタイプのハンドルも存在します。

 テレスコピックは先述の「ハンドルを持った腕の肘が伸び切らない位置」を調整する際にも役立ちますので、背もたれと同じタイミングで調整しておきましょう。

 上記の方法でハンドルのチルトとテレスコピックを調整した後は、レバーを戻して確実にロックします。

 これがしっかり固定されていないと、運転中にハンドルが動いてしまい非常に危険ですので、安全に運転するためにも調整後は今一度レバーがロックされているか確認するようにしてください。また、運転中に調整することは絶対にNGです。

 シートを適切なドライビングポジションに合わせ、ハンドルを調整したところでようやく「サイドミラー」の調整に入ります。

 このサイドミラーも運転時に必ず使用する重要な補助装置のひとつで、適切な位置に合わせないと左右や後方から来ているクルマあるいは歩行者を認識できません。

 サイドミラーを調整する際のポイントは、「まず空が上半分、地面が下半分」に映るように上下の角度を調整すること。路面が映る範囲を広めに取ることで、側面後方だけでなく側面下部も確認しやすくなります。

 次に左右角の調整ですが、一般的に左右の角度は「ミラー内側、鏡面全体の4分の1ほどに自車が映るよう調整する」のが良いといわれています。

「せっかく後方を確認するミラーに、なんで自車を映す必要があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、なるべく自車が映るようにすることで、左右後方に見える対象物との「距離感」がつかみやすくなるのです。

※ ※ ※

 これでハンドルやサイドミラーに加え、シート位置も正しいポジションに調整できたといえます。

 この3点は、どれも適切に調整されていないとクルマを安全に運転することができません。

 初心者のみならずベテランと自負している人も、クルマを運転する前に一度適切な状態になっているかを確認し、少しでも違和感があるようなら改めて正しい位置に調整するようにしてください。

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