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約199万円! スズキが本格的な新型「クロスオーバースポーツ」実車公開! “6速MT”搭載し「悪路も走破可能」なモデルとは

くるまのニュース / 2024年3月11日 22時10分

スズキは2024年の「モーターサイクルショー」の出展概要を発表しました。展示車両の中には注目モデルの「GSX-S1000GX」も含まれています。

■スズキが新型「クロスオーバースポーツ」を公開

 2024年3月8日、スズキは3月から4月にかけて大阪・東京・名古屋の3箇所で開催される各「モーターサイクルショー」の出展概要を発表しました。
 
 展示車両の中には、発売間もない新型クロスオーバースポーツモデル「GSX-S1000GX」も含まれており注目です。

 今回のモーターサイクルショーのスズキブースでは、「JOY! FUN! SUZUKI!」を出展テーマとし、スズキがラインナップする二輪車と人々が思い描く彩り豊かな多くの「コト」を結びつけることで、喜び、嬉しさ、楽しさ、面白さを表現する展示が予定されています。

 またここでは新型「GSX-8R」や「V-STROM 800」など人気モデルを展示するとともに、またがり可能な車両も用意され、さらに疾走し風を感じる疑似体験ができるユニークなコンテンツや、モーターサイクルショー専用のオリジナルグッズを販売する物販コーナーなども設けられるといい、大きな盛り上がりが予想されます。

 そんなスズキブースでもとくに注目したいモデルが、2023年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2023(ミラノショー)」で発表され、2024年1月25日に日本で発売されたばかりの新型GSX-S1000GXです。

 同車はクロスオーバースポーツモデルとして、従来の「スポーツツアラー」と「アドベンチャー」を融合させた新しいジャンルです。

 アグレッシブなスポーツライディングからコンフォートな走りにも対応する万能性を備え、スズキが新しく提案する「グランドクロスオーバー」となります。

 そのスタイリングは、スーパースポーツらしいシャープなラインと、幾重にもパーツを重ねたような重厚かつ印象的なデザインを採用。

 アップライトなライディングポジションや脚の長いプロポーションによってクロスオーバーモデルの新しい可能性も表現し、細部に至るまでこだわり抜かれた機能美を感じさせます。

 そんな新型GSX-S1000GXのボディサイズは、全長2150mm×全幅925mm×全高1350mm。ホイールベースは1470mmで、最低地上高は155mmです。

 パワーユニットには、最高出力150馬力・最大トルク10.7kgf・mを発揮する998ccの4サイクル水冷直列4気筒エンジンを搭載。

 最新の電子制御サスペンションシステム「スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(SAES)」をスズキの国内モデルとして初採用したことで、シチュエーション、路面状況、ライディング歴などに左右されない高い安定性を発揮し、新型GSX-S1000GXの秘めた高度なパフォーマンスを気軽かつ思いのままに発揮することが可能です。

 また、ツーリング時の利便性を高める「ETC2.0車載器」も、国内専用で標準装備しました。

 新型GSX-S1000GXの車両価格(消費税込)は199万1000円。

 日本における年間目標販売台数は200台です。

※ ※ ※

 2024年のモーターサイクルショーは、「第40回大阪モーターサイクルショー2024」が3月15日から3月17日までインテックス大阪で開催、「第51回東京モーターサイクルショー」が3月22日から3月24日まで東京ビッグサイトで開催、「第3回名古屋モーターサイクルショー」が4月5日から4月7日までAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されます。

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