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東日本大震災から13年 犠牲者に祈り、能登にも思い

共同通信 / 2024年3月11日 0時2分

東日本大震災から13年となるのを前に、宮城県南三陸町の防災対策庁舎を見つめる人たち=10日午後

 2万2千人以上が犠牲になった東日本大震災は11日、発生から13年となった。地震発生時刻の午後2時46分に合わせ、各地で犠牲者への祈りがささげられる。被災地では10日も遺族らが亡き人に手を合わせ、能登半島地震にも思いをはせた。夜には灯籠やキャンドルの明かりがともった。

 宮城県名取市の閖上地区で弟夫婦を亡くした同県岩沼市の今田勝男さん(87)は10日、慰霊碑の名前をなでて「今年も来たよ」と語りかけた。地区では津波被害から立ち直った朝市が開かれ、大規模火災に見舞われた石川県輪島市の輪島朝市への義援金を受け付けた。

 東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられた福島県双葉町では、震災前にあった建物を再現したジオラマが展示された。

 夜には同県陸前高田市の「奇跡の一本松」がライトアップ。宮城県岩沼市の「千年希望の丘」には灯籠が、福島県双葉町では能登へのメッセージを書いたたくさんのキャンドルが並べられた。

 11日、福島県主催の追悼式には岸田文雄首相が出席する。岩手県では初めて内陸部の盛岡市で開かれ、宮城県は県としては開催しない。

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