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日本製鉄被ばく、レベル3と報告 21年事故、年間限度の約10倍

共同通信 / 2024年3月13日 11時29分

日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区=2021年6月、兵庫県姫路市

 日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)で2021年、点検作業中の社員2人がエックス線を浴びて被ばくした事故で、原子力規制委員会が国際評価尺度(INES)で「重大な異常事象」を示すレベル3とする評価を国際原子力機関(IAEA)に報告していたことが13日分かった。

 1人の被ばく量は400~500ミリグレイで放射線業務従事者の年間限度の約10倍、もう1人は100ミリグレイ未満だった。

 評価はレベル7~0の8段階のうち上から5番目。東京電力福島第1原発事故は最も深刻なレベル7、1999年の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故はレベル4だった。

 事故は21年5月に発生。2人は鋼板のめっきの厚さをエックス線で測る装置の点検中、異常があったため照射室内に入った。エックス線が出る照射窓のシャッターを閉めたと思っていたが、実際は閉まっておらず被ばくした。2人は顔や手に皮膚炎などの症状が出て入院したが、同年12月までに退院した。

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