電通PRコンサルティングの企業広報戦略研究所が、生活者1万人対象『第9回魅力度ブランディング調査』を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年11月5日 15時0分
4. 魅力が下がる理由は、「誠実でない」が圧倒的1位。
人的魅力の棄損が企業の魅力を低下させる。
ここ1年で魅力が特に下がった企業を想定し、その企業の「魅力が下がった理由」について聞いたところ、「誠実でない、信用が得られていない」(43.1%)が圧倒的に高く、次いで「職場風土(人事制度、社風、職場環境、待遇)が良くない」(22.6%)、「安全性が担保できない、問い合わせ対応に力を入れていない」(22.4%)の順となりました。【図表6】
魅力が下がる理由の上位に“人的魅力”が多く存在しており、財務的、商品的魅力よりも人的魅力が企業の魅力低下に大きく影響していることがうかがえます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411059354-O7-2BYMmHKr】
《研究所eyes》
「社会共生」「環境問題などの社会課題対応」「投資・財務戦略」などが不十分であることに関しては、魅力が下がった理由としてのスコアは低い結果となっています。昨今注目されているビジネステーマではありますが、できていない、または対応していなくても魅力が下がる要因とはなりにくいことを示しています。これらの項目は“付加的に努力するべきもの”と考えられていることが推察されます。
第9回 魅力度ブランディング調査結果~魅力を感じた後のアクション~
5. 企業に魅力を感じたら、7割以上が行動を起こす。 その1/3以上が「商品やサービスを購入・利用」する。
生活者が企業の魅力を感じた後、どのような行動を取ったかを聞いたところ、「特になし」と回答した27.0%以外の7割以上(73.0%)の人が、何かしらの行動を起こしていることが分かりました。【図表7】
行動を起こした人の中で、最も高いものは、「魅力を感じた企業の商品やサービスを購入または利用した」(34.1%)で、次に高いのが、「魅力を感じた企業や、商品・サービスのウェブサイトを閲覧した」(30.9%)、次いで「家族や友人・知人とシェアした・話をした」 (20.0%)となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411059354-O9-yz1aeh58】
《研究所eyes》
生活者は、企業に魅力を感じると、購買行動に最も影響することが見て取れます。 また、購買などの直接的な影響だけでなく、検索やシェアなどの情報拡散行動にも影響していることも分かりました。
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