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奈良ではしか患者、京都・二条駅からJR奈良駅に19日に電車移動 症状出たら保健所に連絡を

京都新聞 / 2024年2月28日 15時0分

【資料写真】JR奈良線の車両

 奈良市保健所は28日までに、京都市から奈良市に電車で移動した20代男性がはしかウイルスの検査で陽性が判明したと発表した。男性が患者と接触した可能性があり、症状が出た場合には保健所に連絡するよう呼びかけている。

 同保健所によると、男性は7日に海外から入国した。19日に京都市から奈良市に移動し発熱。この日が発症日とされる。23日に医療機関に入院し、24日に検査で陽性が判明したという。

 男性は19日午前10時半ごろから午後0時半ごろにかけてJR山陰線(嵯峨野線)の二条駅(京都市中京区)から京都駅(下京区)を経てJR奈良線でJR奈良駅(奈良市)に移動したという。

 同保健所は「患者と同じ電車に乗り合わせたとみられる人で3月11日までに発熱・風邪症状・発疹の症状が出現した場合は、最寄りの保健所に電話してほしい。医療機関に受診する際は、はしかかもしれないと事前に連絡が必要だ。連絡なしの受診は感染拡大を防ぐため絶対にやめて」と呼びかけている。

 はしかは「麻疹」とも呼ばれる。感染力の強い麻疹ウイルスによって引き起こされる。感染の約10日後に発熱や風邪症状が始まり、2~3日発熱が続いた後、39度以上の高熱とともに発疹が出現する。

 全身の免疫力が低下し、肺炎や中耳炎、脳炎などを併発することがあるほか、予防接種を受けていない乳児や妊婦が発症すると重症化や流産する危険もあるという。

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