1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

城下町地域のまちづくり、どうする? 京都・亀岡でシンポジウム

京都新聞 / 2024年3月13日 7時0分

景観保全の取り組みについて話し合ったシンポジウム(京都府亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 京都府亀岡市の旧城下町地域のまちづくりについて学ぶシンポジウムが9日、ガレリアかめおか(余部町)で開かれた。京都市中心部の景観政策を含むまちづくりの先行事例を基に、亀岡の活動にどう生かしていくかを考えた。

 市内では古い町並みや伝統的な建物を保全しようと、自治会を中心とする「京都亀岡城下町」まちなみ・まちづくり協議会(塚本政雄会長)が昨年7月に発足した。市が広く知ってもらおうと企画し、約90人が参加した。

 市景観審議会長を務める宗田好史・府立大名誉教授が基調講演した後、塚本会長と京都市下京区の修徳景観づくり協議会の荒川晃嗣会長がそれぞれの取り組みを説明した。

 荒川会長は2012年に京都市で初めて認定された「地域景観づくり協議会」の活動を紹介。個人宅やホテルなどの建築主らに軒先の高さや色合い、門扉の設置などの要望を伝える機会が設けられ「強制力はないが、10年がたって町並みが少しずつ変わってきた」と成果を強調した。

 塚本会長は20年から先進地の視察や勉強会を重ね、指針となる「まちづくり憲章」を24年度中の完成を目指すという。「城下町の風情に配慮した町並みや地域の誇りの亀岡祭を継承する内容で検討している」と明らかにした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください