食材選びでお鍋が「薬膳料理」に!体調別おすすめの鍋の具材

つやプラ / 2020年1月12日 12時0分

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「お鍋」は、冬に食べる機会が増えると思います。そんなお鍋に入れる具材もただなんとなく選ぶのではなく、今の自分に必要な食材をチョイスするだけで薬膳料理になるんですよ。

簡単で美味しいお鍋が身体にいいだなんて、嬉しいことずくめですね。

薬膳のプロである筆者が、不調別「おすすめのお鍋の具材」をご紹介します。

■冬の薬膳!意識したい3つのキーワード

不調別のおすすめ食材をご紹介する前に、まずは薬膳の基本である「季節の薬膳」についてご紹介します。冬の薬膳には以下の3つのキーワードを抑えましょう。

(1)温める

自然界がグッと冷え込むこの季節は、身体の内側からしっかり温めることが大切です。冬は、寒い邪気である「寒邪(かんじゃ)」が身体に入り込んで、体調不良や腹痛、全身の冷えにつながるといわれています。

身体を温める食材を摂り入れて、寒邪から身を守りましょう。

おすすめの食材

・えび

・ねぎ

・生姜

・ニラ

・にんにく

(2)黒い食材&塩辛いもの

薬膳のベースである「中医学(中国伝統医学)」で、冬は「腎(じん)」という臓腑が弱りやすいといわれています。腎は成長、発育を司る臓腑ですので、腎が弱まると老けやすくなったり、生理痛などが強く感じやすくなることがあります。

そんな腎の働きを高める成分は、黒い食材や塩辛い食材に多く含まれているといわれてます。ぜひ、この食材を積極的に摂り入れてください。

おすすめの食材

・黒きくらげ

・黒ごま

・のり

・わかめ

・ごぼう

・えび

・豚肉

(3)胃を労わる食材

身体を温めるには胃腸を労わることが不可欠です。なぜかというと、食べたものを栄養に変える「脾(ひ)」という臓腑が冷えることで弱ってしまうと、身体を温めることに必要な栄養をつくりだしにくくなってしまうためです。

お刺身や生野菜サラダ、生のフルーツなどの加熱していないものは胃腸を冷やしやすいので、しっかりと加熱したものを食べて胃を労わりましょう。胃を労わる食材も忘れずに摂取してください。

おすすめの食材

・白菜

・大根

・かぶ

・山芋

・にんじん

・鶏肉

■症状別!おすすめのお鍋食材

薬膳は、今の自分の身体が求めている食材をチョイスして組み合わせることが大切です。今回は、身体のお悩みに合わせてお鍋に入れたい食材をピックアップしました。

冷え

身体を温める性質がある食材と、温める力を作り出す「気(き)」をおぎなえる食材を組み合わせると良いでしょう。

おすすめの組み合わせ

・ニラ

・ねぎ

・しょうが

・豚肉

・生姜

・キノコ類

・春菊

乾燥肌

肌にうるおいとハリを与えるには、「血(けつ)」をおぎなう食材が欠かせません。うるおす効果が高い食材を組み合わせると、美肌効果の高いお鍋をつくることができますよ。

おすすめの組み合わせ

・ほうれん草

・にんじん

・白菜

・鶏肉

・しめじ

疲れ

冬は、休む時間が足りないと身体のエネルギー源である「気」が足りなくなり、胃腸が弱ることで疲れやすくなります。胃を労わり、気をおぎなう食材を組み合わせましょう。

おすすめなの組み合わせ

・山芋

・キャベツ

・マイタケ

・たら

いかがでしたか? 冬によく食べるお鍋も、食材のチョイスを変えるだけで立派な薬膳鍋になるなんて嬉しいですよね。そして、「茹でる」という調理法は胃に負担がかかりにくいため、身体を労わることにもつながります。お鍋を作る時の参考にしてみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口ゆうみ
自ら抱えていた不調を、薬膳に出合い克服したことをきっかけに、同じ悩みを抱く女性の助けになりたいと思い、スクール歴代トップ5に入る成績で資格を取得。体質カウンセリング、レッスン、イベント開催の他、薬膳コラムも執筆中。簡単にできる薬膳の知恵をお届けしています。)

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