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生と乾燥、ショウガは朝晩で使い分け!温活の効果UPのコツ

つやプラ / 2020年2月5日 12時0分

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どんな季節も女性を悩ませる冷え。“冷えは万病のもと”ともいわれるように、身体が冷えていいことは何もありません。身体を温める働きがあることで知られるショウガには、2つの性質があります。ショウガの性質を知って、効率的に冷えを撃退しましょう!

健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、温活を効果的にする、朝と夜とのショウガの使い分け方をご紹介します。

■使い分けて温活!朝と夜のショウガ

(1)朝は「ジンジャーパウダー」で温活

使い分けて温活!朝と夜のショウガ (1)朝は「ジンジャーパウダー」で温活

ジンジャーパウダーは、生のショウガを加熱乾燥して作られたものです。東洋医学では、乾姜(かんきょう)とよばれ、内臓を温めて冷えの症状を改善するとされています。

実際、生のショウガを加熱乾燥させることで、ショウガオールと呼ばれる成分が増えます。ショウガオールには、交感神経を刺激して脂肪を燃焼させ身体に熱を生み出す働きがあります。そのため、朝のような体温が低い時間帯は、生のショウガを加熱乾燥して作られたジンジャーパウダーを摂ることで身体を芯から温める働きが期待できます。

朝のお味噌汁や、コーヒー、紅茶にジンジャーパウダーを加えて、身体を芯から温めましょう。

(2)夜は「生ショウガ」で温活

使い分けて温活!朝と夜のショウガ (2)夜は「生ショウガ」で温活

加熱乾燥したショウガに対し、生のショウガは生姜(しょうきょう)と呼ばれています。生姜には、発汗により体表を温め、体内にたまった邪気を外に排出する働きがあるとされています。

実際、生のショウガを食べると、身体が火照り汗が出てきますね。汗が出るということは、発汗によって体内の熱を外に排出しているということです。その分、身体を芯から温める働きはあまり期待できないので、朝など体温が低い時間帯に生のショウガを摂ることは、かえって逆効果になってしまう場合があります。

ですが、寝る前に、この状態を作ることは質のいい眠りにつながります。私たちの身体は、夜眠る前には、手足などの抹消部の血管を広げ、体内の熱を放出して深部体温を下げることで自然な眠気が訪れます。

ですから、手足が冷えて眠れない夜は、生のショウガをすり下ろして入れたホットミルクや、ショウガ湯を飲んで手足を温めましょう。

同じショウガでも、生と加熱乾燥した場合では身体への影響が異なります。朝と夜で使い分けて、効率的に冷えを改善したいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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