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体温が低いと太りやすい?平熱が低い人が見直すべき生活習慣

つやプラ / 2021年3月14日 21時30分

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あなたは自分の平熱を知っていますか? 日本人の約7割の平熱は36.6度〜37.2度の間になります。平熱が36.5度台の人は、35度台の人より痩せやすく、肌がきれいで腸内環境が良い傾向にあります。

管理栄養士の筆者が、なぜ平熱が高いと美活に良いのかについてお伝えします。

■平熱が高いとなぜ美活に良いの?

平熱が高い人は、筋肉と脂質のバランスが良い傾向にあります。筋肉は熱を生み出し、脂肪は熱を保つ働きがあるからです。

筋肉や脂肪が極端に少ないと、熱を生み出しにくかったり熱を体内に保ちにくくなってしまいます。さらに、便を体外に出す際にも筋肉が必要になるため、筋肉が少ないと便秘がちになってしまう場合もあります。

その結果、疲れがとれない・疲れやすい・痩せにくい・便秘がちといった不調が現れやすくなります。

■平熱はどのくらいがベスト?

平熱はどのくらいがベスト?

起床後すぐに舌下用の体温計で測ってみましょう。舌下で測る理由は、体の表面ではなく「体内の温度がわかるから」です。内部の安定した温度を「中核温」といい、舌下で測ることが一番測定しやすい方法と考えられています。また、脇の下に比べて舌下の方が測定が安定しており、発汗の心配もありません。

舌下の測定方法は、下の裏にあるスジの横に体温計の先端をあて、口をしっかり閉じます。平衡音が鳴ったら体温を確認します。舌下での測定がむずかしい場合は脇の下で測定し、その体温を把握することも可能です。

舌下は体温が高めに測定されるため、37度台が測定されれば平均体温となります。舌下も脇の下の測定も、理想は36.5度台。

35度台の方は体温を上げる意識をすると良いでしょう。体温が1度上がると基礎代謝が約12%上がるため、痩せやすい体質に導かれます。

■体温を高める食材

体温を高める食材

体温が低めの方は冷たい飲み物や食べ物を控えることはもちろん、身体を温める食材を積極的に食卓へとり入れましょう。

身体を温めるには食事のエネルギーを熱エネルギーに変える必要があるため、筋肉を作る「たんぱく質」、血流を調整する「ビタミンE」「鉄」「マグネシウム」等の栄養素を含んでいる食材を食べましょう。

たんぱく質

魚、肉、卵、大豆製品 など

ビタミンE

魚貝、かぼちゃ、ナッツ など

レバー、あさり、海藻 など

また、身体を温める成分を含む「しょうが」や「赤トウガラシ」もおすすめです。

■体温を高める生活習慣

ウォーキングを行う

運動不足を感じている方は、気軽にできるウォーキングから始めましょう。

ウォーキングは、脂肪燃焼に効果的な有酸素運動のひとつ。気が付いたときに行いましょう。

湯船に浸かる

湯船に浸かると下半身が水圧の影響を受け、全身の血行を促します。汗がでてくるくらい入りましょう。それが、体温が上がっている証拠です。

身体を冷やさない服装を

内部から身体を温めても、薄着をして外部から身体が冷えてしまうのはもったいないですね。

特に、お腹にはたくさんの臓器が集まっているため、お腹を冷やすと血流が滞ってしまう場合があります。そのため、お腹周りが冷えないような服装をしましょう。

まずは基礎体温を測ってみてください。基礎体温が低い方は、身体を温める食材をとり入れたり、運動などの生活習慣を見直したりしてみましょう。

(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわ えりな)

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