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錦織圭らプロ選手が『マリオテニス エース』で対決! 現実さながら、白熱する名勝負

マグミクス / 2020年5月9日 18時40分

錦織圭らプロ選手が『マリオテニス エース』で対決! 現実さながら、白熱する名勝負

■錦織圭選手、大坂なおみ選手が『マリオテニス』で激闘!

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響下において、世界各地でさまざまなオフラインイベントが開催されにくい状況にあります。そんななか、2020年5月4日(月)より1日限定のeスポーツイベント「Stay at Home Slam」がオンラインにて開かれました。

 本イベントは、アメリカ・フロリダ州に拠点を置く団体IMG Tennis主催によるチャリティーマッチ。実際のテニスコートで行われたのではなく、Nintendo Switch用ソフト『マリオテニス エース』(以下『マリオテニス』)を使用し、数々のプレイヤーがネットワーク通信を介して対戦プレイを繰り広げたのです。

 特筆すべきはこの日のために集まった参加メンバー。錦織圭選手に大坂なおみ選手、マリア・シャラポワ選手など、国内でも知名度の高いテニス選手のほか、スティーヴ・アオキさんやヘイリー・ビーバーさんといった著名なインフルエンサー陣など、豪華な顔ぶれがそろいます。

 参加者はダブルスを組んで大会にエントリー。スペシャルショット(必殺技)やラケット破壊(相手を行動不能に追い込む)等の機能を使わないシンプルなルールのもと、優勝を目指して試合に臨みます。

■普段では見られない異色のスペシャルマッチに興奮

 早朝から大会を観戦していた筆者の目に映ったのは、普段では見ることのできない、特別イベントだからこそ目の当たりにできる試合模様でした。

 世界大会の出場経験を持つプロ選手が、ネット界を賑わすアーティストやクリエイターと肩を並べてラケットを振るう。もちろん、実際に生身の彼らが共闘しているわけではありません。画面内のコートを走り回るのは、あくまでも彼らが操作するマリオやルイージなどのキャラクターです。それでもなお、参加メンバーらが笑みを浮かべて『マリオテニス』に興じる姿に、思わず「豪華だ……!」とありきたりな声がもれました。

 全編を通して和やかなムードが漂っていた本大会も、準決勝、決勝と段階を踏むにつれて試合はハイレベル化。現実のテニスさながら、戦いは激しさを増していきます。その流れを受けたのか、決勝戦に駒を進めた「錦織圭選手&スティーヴ・アオキさん」ペアと「テイラー・フリッツ選手&アディソン・レイさん」ペアの一戦は、文字とおり”手に汗握る”白熱した試合となったのです。

 大きな見どころは、相手の立ち位置に応じた「ショットの打ち分け」です。フリースペースに向かって球速の速いフラットショットを叩き込む。相手がネット際に寄っているなら、放物線を描いて高なりに上がるロブショットで後方を狙う。逆にネットから遠い相手をドロップショットで誘う……。こうしたテクニックのほか、お互いを思いやるチームワークを意識した立ち回りも随所に見られました。

 両ペアとも取られては取り返す接戦となりましたが、激突の末に「テイラー&アディソン」ペアが優勝。日本人テニスプレイヤーの錦織圭選手は健闘の結果、準優勝を果たします。

 イベント開会から閉会まで、参加メンバーや実況陣を含めて一喜一憂する姿が印象的だった「Stay at Home Slam」。開催が困難を極めるオフラインイベントの代替手段として、また新しいeスポーツイベントの一種として、今後もこうした取り組みが増えていくのではないでしょうか。

(龍田優貴)

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