人間ドックの結果に悩む中年男性を襲うコロナ禍 必須のSwitch入手は「読み」で
マグミクス / 2020年5月10日 18時40分
■目の前で売り切れたNintendo Switch
新型コロナウイルス感染症の影響下、学校は休校し、多くの企業がテレワークを導入。自粛休業する店舗も数多く、外出もままならない状況下、家のなかで運動ができるツールとして、「Nintendo Switch」(以下、Switch)と『リングフィット アドベンチャー』(以下、リングフィット)に大きな注目が集まりました。しかしながら急激な需要の増大に加え、生産の遅延や転売屋の買い占めによる影響で、品薄の状態が続いています。個人的な事情から必死に「Switch」を探し回り、『リングフィット』と共にどうにか入手したライターの早川清一朗さんが入手の経緯とその用途について語ります。
* * *
空っぽの棚を目の前に立ち尽くす筆者の周囲では、「Switch」を手にしてうれしそうにしている方々がソフトの品定めをしていました。そう、この日は運よく「Switch」の緊急入荷に出くわしたにも関わらず、筆者の目の前ですべて売り切れてしまったのです。
店員さんに次の入荷はいつになるのか一応尋ねてはみたものの、あいまいな返答しか得られませんでした。入荷も不安定な状況な上、販売を予告すればたちまち転売屋の餌食になってしまうのですから言えないのはわかりますが、「Switch」を買えなかったのはあまりにも悔しすぎたのです。
さて、筆者がなぜ必死になって「Switch」を手に入れようとしていたのか。それは2020年3月に受けた人間ドックの結果があまりにもひどいものだったからでした。特に中性脂肪ほかいくつかの数字が悪く、医者からも「来月までに数値が改善しなかったら投薬治療だからね?」と念を押されていたのです。とはいえ緊急事態宣言でジムは休業、外で運動することも難しく、室内で効果的に運動する手段が絶対必須となっていたのです。
さてどうしようかと考えていたところ、Twitterである作家さんが『リングフィット』で中性脂肪の値がかなり落ちた」と書き込んでいたのを見て、「そうか、この手があったか」と、「Switch」と『リングフィット』を買うことにしたのです。それが約1か月にわたる、苦難の始まりでした。
■Twitterの入荷お知らせアカウントを登録
品薄状態が続く、Nintendo Switch 本体(任天堂)
そうして「Switch」を探し始めましたが、見事なまでにどこにもありません。あるとしても、転売価格の高価なものばかり。最初は新規入荷に行き当たるのを期待して、仕事の合間を見てはあちらこちらの店を回りましたが「売り切れです」と書かれた紙を見る回数が増えただけでした。
抽選販売にも何度も応募してみましたが、倍率が数百倍ではどうにもなりません。
仕方なくTwitterで「Switch」の入荷情報を教えてくれるアカウントをフォローし、何度か販売サイトに入荷した情報を教えてもらって購入しようとしたものの、大抵はアクセス過多で弾かれてしまい、ようやくログインできたと思ったら売り切れていたということが続きました。
そんなことを繰り返して1か月近く経った4月下旬、筆者はある確信を持って、在宅での仕事のかたわら入荷情報をチェックし続けていました。
「おそらく、本格的なGW突入前に、大量に出荷するはずだ」
この読みは見事に当たり、Twitter上に、amazonへの入荷のお知らせがツイートされました。タイムスタンプを確認すると、1分前。入荷しても大抵は数分で売り切れてしまうので、ぐずぐずしてはいられません。速攻でamazonのサイトを見ると、見慣れない安価な、というか定価の「Switch」が確かに存在していたのです。
大急ぎで購入しようとするも、エラー、またエラーの繰り返し。普段ならエラーを繰り返している間に品切れになってしまうのですが、このときは入荷数が多かったようで、エラーを繰り返しても繰り返しても、まだ「Switch」は定価販売されていました。あきらめずに15分ほど粘り、ついにカートから販売ページに移行し、無事に購入に成功した後は、何度も注文履歴を見直し、間違いなく購入できたことを確認し続けていました。一度うっかり3年保証だけ別に注文してしまったのですが、これは無事キャンセルできました。
「Switch」の購入に成功した筆者は、次は『リングフィット』に挑戦し、これは比較的あっさりと購入できました。筆者の体感ですが、『リングフィット』は「Switch」の大量入荷の後に続けて入荷することが多いように思えます。
こうしてどうにかこうにか「Switch」と『リングフィット』を入手した筆者は、プレイを開始してからわずか数日で、その効果に驚くことになりました。そのエピソードはまた、次の機会にお話します。
(ライター 早川清一朗)
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