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金ロー『名探偵ピカチュウ』一度見た人も! ポケモンファンが「激推し」する理由

マグミクス / 2020年5月22日 16時20分

金ロー『名探偵ピカチュウ』一度見た人も! ポケモンファンが「激推し」する理由

■随所に見える、オリジナルへのリスペクト

 2020年5月22日(金)21時より、日本テレビ『金曜ロードSHOW!』にて『名探偵ピカチュウ』が地上波初オンエアされました。ハリウッドで初の実写化を遂げた「ピカチュウ」の映画には、1度観ただけでは満足できない見どころが満載です。

 主人公ティム(ジャスティス・スミス/吹替:竹内涼真)は長年、探偵業を営む父親ハリーと距離を置く生活をしていました。ある日ティムはハリーの同僚より「父親が亡くなった」という連絡を受け、複雑な思いを胸に父親が住んでいた街、ポケモンと人間が共存する「ライムシティ」へと向かいます。
 
 ティムがハリーの部屋で出会ったのはハリーのパートナーを自称する、探偵帽を被ったピカチュウ(吹替:西島秀俊)でした。
 
 なぜかティムとだけ人間の言葉を通い合わせることのできるピカチュウは事件当時の記憶こそなくしてしまっていますが、本当はハリーが生きていることに確信を持っているようです。ティムはピカチュウとタッグを組み、事件の真相解明に挑みます。

 点と点が線で結ばれるように浮かびあがってくる事件の真相、スピード感あふれる展開に最後まで目を離すことができない『名探偵ピカチュウ』。ですが、目が釘付けになってしまう理由はストーリーの面白さだけではありません。

 劇中、物語に直接関わらないところであっても人間と共に生活をするたくさんのポケモンたちが表情豊かに描かれていることは、この作品の大きな特徴です。一瞬しか映らなかったようなポケモンまで含めると1回の視聴だけではその全てを把握することはほぼ不可能、2回目以降の視聴で初めて発見できるポケモンも少なくありません。画面中に所狭しと登場するポケモンたちを目で追っているだけでも楽しめてしまう魅力が『名探偵ピカチュウ』には詰め込まれています。
 
 また『ポケットモンスター』を実写化するにあたり、製作陣がオリジナルのゲーム「ポケモン」シリーズに強いリスペクトを持っていることが感じ取れるシーンが多いことも『名探偵ピカチュウ』の特徴のひとつです。

『名探偵ピカチュウ』はゲームをプレイしたことがない人も楽しめるように作られていますが、ポケモンの設定を活かした細かなギミックや、ゲームから引用されたセリフや技名などなど……ゲームのファンであればより多くのシーンにポケモンならではの”ネタ”を発見できる楽しみも持っています。

■大人が子どもの目線で楽しめる?「本当にポケモンがいたら…」の世界

Nintendo 3DS用ソフト『名探偵ピカチュウ』(任天堂)

『名探偵ピカチュウ』の作品内におけるピカチュウは、主人公とその父親、ふたりの橋渡し役としても描かれています。親子の世代を越えてピカチュウをパートナーにしている点は、現実とあまり変わらないことのようにも思えます。
 
 それは、1996年に発売された初代ポケモン、任天堂ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター赤・緑』に当時の子供が熱中していたのと同じように、あれから24年経った今でも子供たちはポケモンに夢中だからです。親子2代にわたって、ポケモンのファンだという家族は少なくないでしょう。
 
『名探偵ピカチュウ』は、”仮にポケモンが本当にいる世界”を限界まで想像し、映像化したことにも評価が集まっており、観終わった後にはつい、「実際にポケモンがいたらどんなポケモンをパートナーにしたいか……」などと、大人であっても子供のような空想をしてしまいます。
 
 よく、”子供も大人も楽しめる作品”と映画を評価することがありますが、『名探偵ピカチュウ』は”大人も子供目線で楽しめる作品”と評する方が適切かもしれません。

(マグミクス編集部)

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