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プロ野球が開幕しない今こそ『オレが監督だ!』 懐かしのプレステゲームにハマる

マグミクス / 2020年5月25日 17時10分

プロ野球が開幕しない今こそ『オレが監督だ!』 懐かしのプレステゲームにハマる

■選手を操作せず、試合を「観戦」する野球ゲーム

 全世界で480万人超、日本でも1万6000人を超える感染者(2020年5月22日現在)を数え、いまだ猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大ですが、その影響で今年開催予定だった東京オリンピックをはじめ、さまざまなスポーツイベントが延期、もしくは中止を余儀なくされていますが、個人的には「プロ野球」が開幕していないというのも(仕方ないと承知しつつも)残念な出来事のひとつです。

 思い起こせば東日本大震災が発生した2011年は、予定より18日遅れの4月12日に開幕となりました。今回の「コロナ禍」ではビール片手にナイターをスタンドで観戦したい気持ちを我慢し、可能な限り「STAY HOME」を実践しているのですが、筆者は最近、懐かしい野球ゲームを楽しんでいるところです。

 今さらハマっているゲームが、2000年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション2用ソフト、『オレが監督だ!~激闘ペナントレース~』(以下、オレ監)です。

 これまで野球ゲームといえば、「ファミリースタジアム」や「燃えろ!プロ野球」、そして現在の「プロ野球スピリッツ」のように、自分でプレイヤーを操作するのが当たり前なのですが、このゲームの醍醐味は何といっても、「監督」としてペナントレースを戦うということ。試合中はサインを出したり、選手交代を行ったりする以外は基本的に「観戦」するシュミレーションゲームで、2002年には続編となる『オレが監督だ!Volume.2~激闘ペナントレース』も発売されています。

■シーズンを繰り返すと、ストレス解消具合も高まって…?

『オレが監督だ!Volume.2~激闘ペナントレース』(エニックス)

 ゲームの流れは、試合前に選手ひとりひとりに話を聞いたり、コーチから選手の体調面や精神面、一軍、二軍の選手の状況などを聞き、スターティングメンバーを決め、試合を行う……ということを繰り返していくのですが、夏にはオールスターがあり、秋には日本シリーズとドラフト会議、そしてオフシーズンのキャンプなど、イベントが盛りだくさんです。

 優勝を目指して監督としてチームを運営するのが目的なのですが、ズバリ言ってしまえば、ゲームとしてかなり簡単です。筆者はお気に入りの千葉ロッテマリーンズを率いて「オレ監2」の2001年シーズンから9シーズン目の2009年までプレイし、「昭和の巨人」のようにV9を達成。ゲームでは、このようにリアルさに欠けるという側面もあります。

 とはいえ、普段「パッとしない球団」を応援している身とすれば、かなりのストレス解消になるのも正直なところ。2001年シーズンこそ現実に準じたスタメンなのですが、3年目ともなるとドラフトで獲得した選手や海外からスカウトした助っ人選手だらけとなり、もはや原型を留めていない「架空のチーム」となってしまいます。

 それでも、自分が獲得し、手塩にかけて育てた選手が活躍する様子をあたかもプロ野球中継を見るようにビールをチビチビやりながら観戦するのも、それはそれでオツな楽しみ方です。

 また、このゲームでは球団の「運営費」という概念もないため、シーズン途中の6月までは「トレード」で狙った選手や有望な外国人選手を取り放題というのも、現実離れした部分です。「コロナ禍」で経済事情が厳しい現在、ゲームのなかで湯水のようにカネを使い、金満球団のごとくお気に入りの選手を獲得しまくるというのも、ひとつのストレス解消になるのではないでしょうか?

 そして2020年6月19日(金)、当面は無観客という形ですが、プロ野球が開幕することが正式発表されました。いつか、お気に入りのチームをスタンドで大声で応援できる日が来ることを信じて、それまでの間、お互い少しでも楽しく健康に過ごしたいものです。

(渡辺まこと)

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