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「どうして生き返らなかったの?」孫悟飯に、ブロッケンマン…“キャラ復活”が有名な漫画で、戻ってこなかったキャラクターたち

まいどなニュース / 2024年2月29日 21時0分

キン肉マン ※画像はイメージです(J_News_photo/stock.adobe.com)

週刊少年ジャンプ(集英社)のレジェンド作品『ドラゴンボール』(作:鳥山明)、『キン肉マン』(作:ゆでたまご)、『魁!!男塾』(作:宮下あきら)は、死んだはずのキャラクターが生き返る展開で有名です。ただ全てのキャラが生き返るわけではなく、なかには死んだままになっているキャラも存在します。それぞれの作品でどんなキャラが死んだまま復活しなかったのか振り返ってみましょう。

ドラゴンボール・孫悟飯

『ドラゴンボール』で死んでも復活しなかったキャラといえば、主人公・孫悟空の育ての親・孫悟飯が思い出されます。悟空の師匠でもある亀仙人の一番弟子だった悟飯は、赤ん坊だった悟空を見つけて面倒を見ます。しかし月を見て大猿になってしまった悟空に踏みつぶされて死んでしまうのでした。

その後7つ揃うと願い事を叶えられる不思議な玉・ドラゴンボールを集める冒険の旅に出た悟空が、その在り処の情報を得るために占いババの館を訪れた際、悟飯はあの世から1日だけ帰還し、正体を隠して悟空と対戦します。悟空は悟飯に勝利したあと、ドラゴンボールを使って生き返らせようと提案しますが、悟飯はその提案を拒否。彼にとってはあの世が快適なようで、この世に戻る意思がないことが描かれていました。亀仙人同様にエッチな性格の悟飯にとって、ピチピチギャルがたくさんいるあの世を離れる理由はないようです。

キン肉マン・ブロッケンマン

また『キン肉マン』で復活しなかったキャラといえばブロッケンマンが有名でしょう。コミックス3巻「第一回戦開始の巻」でブロッケンマンは、対戦相手であるラーメンマンの中国拳法に苦しめられ、最後はキャメルクラッチで胴体を真っ二つにされ殺されます。体が真っ二つになって死んだらさすがに復活しないかと思っていたら、その後のストーリーでミートやウルフマンはブロッケンマン以上に体をバラバラにされつつも復活を果たすシーンが描かれました。なぜミートやウルフマンは復活できて、ブロッケンマンは復活しないのでしょうか。

筆者が考えるに、ブロッケンマンが復活しない理由はコミックス7巻「七人の超人の巻」で彼の息子・ブロッケンJr.が登場したためでしょう。親の仇であるラーメンマンとのストーリーが描かれるのにブロッケンマンが生き返ったらストーリーが台無しになってしまいます。とはいえブロッケンマンがもし復活したらブロッケンJr.とのタッグチームも期待できるので、今からでも復活してほしいと願っているファンも多いはずです。

魁!!男塾・独眼鉄

最後に紹介するのは『魁!!男塾』に登場する独眼鉄です。彼は主人公・剣桃太郎が通う私塾・男塾の三号生の1人。男塾の塾生たち16人が挑んだ「天挑五輪大武會」のメンバーに選ばれた独眼鉄は、予選リーグ2回戦で狼髏館館主の宗嶺厳と戦います。果敢に戦いを挑んだ独眼鉄でしたが、宗嶺厳の技の前に全く歯が立たず、最後にはエビ反りに体を折られ背骨が砕けて命を落としてしまいます。

『魁!!男塾』も桃太郎の仲間である富樫源次や飛燕のように、死んだはずのキャラクターが多く復活していますが、独眼鉄は連載終了まで生き返ることはありませんでした。

   ◇   ◇

本記事で紹介したキャラのように、よく人が生き返る漫画でも生き返らないキャラも存在します。命はやはり大事なものであると示すためには、もしかしたら生き返るキャラよりも生き返らないキャラの方が重要なのではないでしょうか。

(海川 まこと/漫画収集家)

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