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家庭菜園を始めよう!初心者でも失敗しないコツやおすすめの野菜を紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年12月9日 10時0分

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家庭菜園を始めよう!初心者でも失敗しないコツやおすすめの野菜を紹介

自宅の庭やベランダなどを利用して家庭菜園を始めてみませんか。採れたての野菜はみずみずしく味も香りも抜群です。自分で作った野菜ならおいしさもひとしおでしょう。 しかし、家庭菜園をしたことがない人にとっては、野菜がしっかり育つのか不安なものです。確かに、畑で野菜を栽培するのは大変ですが、実はベランダなどでプランターを利用した家庭菜園なら初心者でもさまざまな種類のおいしい野菜が作れるのです。 ここでは、初心者でも失敗しない家庭菜園のコツやおすすめの野菜などを紹介します。

家庭菜園の魅力とは

家庭菜園の魅力とは

家庭菜園とは、自宅の庭や敷地内、ベランダなどで野菜や果物を栽培することをいいます。主に収穫して食べることを目的にした家庭菜園は、観賞用の草花を育てることを目的とするガーデニングとは区別するのが一般的です。

 

自宅の庭や畑などを利用するほかにも、ベランダなどで手軽に育てる方法もあります。最近は、貸農園などを利用して家庭菜園を楽しむ人も増えています。

 

では、家庭菜園の魅力にはどのようなものがあるのでしょうか。もちろん、家庭菜園を楽しむ理由は人それぞれですが、主に次のような魅力が挙げられます。

 

●自分で作った野菜や果物を食べられる
●旬の食材を新鮮なまま楽しめる
●節約に役立つ
●良い運動になる

 

家庭菜園の魅力のひとつに、自分で作った野菜や果物を食べられるということが挙げられます。スーパーなどで販売されている野菜には、どのような農薬がどれくらい使われているのか不明なことが多いものです。しかし、無農薬で自ら野菜を栽培すれば安心して口にすることができます。

 

ハウス栽培を取り入れて多種類の野菜を1年中育てている専業農家と違い、家庭菜園で収穫できるのはその時期の野菜だけとなりますが、旬の食材を採れたてのまま食べられることは大きな魅力です。もちろん、野菜をお店で買うことも減るので節約にも役立ちます。

 

ほかにも、家庭菜園の作業は良い運動にもなるため、身体の状態を良好に保つ効果も期待できます。このように、家庭菜園には多くの魅力があるのです。

 

次は、家庭菜園を始める人のために、プランターでの家庭菜園についてご紹介していきます。

家庭菜園の基礎知識

家庭菜園の基礎知識

プランターで家庭菜園を楽しむ場合でも、土作りや水やり、肥料の与え方など基礎的な知識は必要です。知識の有無で、野菜の出来に差が出てくるので始める前に確認しておきましょう。

 

土作り

おいしい野菜を作るためには、野菜にとって良い土を作ることが大切です。良い土とは次の3つの条件を満たした土です。

 

●水はけや通気性が良い
●保水性や保肥性が良い
●適切な酸度(pH)を保っている

 

野菜は、水はけが悪いと土がジメジメして根腐れを起こすことがあります。また、根から土の粒の間にある酸素を取り入れて呼吸をしているため、土の通気性が悪いと酸素が不足し、野菜が大きく育ちにくくなります。

 

しかし、水はけの良さが必要である一方、保水性があることも大切です。野菜にとって必要十分な水を確保しつつも、余分な水をため込まないことが良い土の条件といえます。また、「保肥性」とは肥料を保つ性質のことで、おいしい野菜作りには欠かせない条件です。

 

さらに、適正な酸度を保っていることも大切です。酸度は「pH」で表し、7は中性で、7より大きいとアルカリ性、7より小さいと酸性になります。一般的に、野菜は弱酸性から弱アルカリ性の土を好む場合が多いです。野菜が好む酸度になっていないと根から養分が吸収しづらくなるため、病気にかかったり生育が悪くなったりします。

水やり

畑や庭などで家庭菜園をする際は、根が土中に伸びて雨水などから水分を吸収するので水やりの必要性は高くありません。しかし、プランターで家庭菜園をする場合、置き場所によっては雨水からの水分摂取ができないため、野菜の種類などによって頻度は違うものの定期的な水やりが必要です。

 

水は野菜の光合成に必要なだけでなく、土中にたまっている古い水分や空気などを流し、新しいものと交換するという役目も果たしています。とはいえ、あまり頻繁に水やりをすると根腐れの原因になるため適度な水やりがポイントです。水やりの基本は、土が乾いたらたっぷりとかけることです。

 

野菜の種類ごとに適した水やり方法もありますが、基本的に夏場は日中でなく朝夕の比較的涼しい時間帯に、冬場は日差しのある午前中に行いましょう。

肥料の与え方

肥料は野菜にとって大切な栄養となるもので、主に「元肥(もとごえ)」と「追肥(ついひ)」の2種類があります。元肥とは野菜を植える前に土に入れる肥料で、追肥は野菜を植えたあとに追加で与える肥料です。ゆっくり効き目の出る固形タイプと即効性のある液体タイプがあり、固形タイプは元肥に、液体タイプは追肥に利用されることが多いようです。

 

肥料には主に、窒素・リン酸・カリの3つの成分が入っています。窒素は葉の成長に、リン酸は花や実の成長に、カリは根や茎の成長に必要な成分です。市販の家庭菜園用肥料には、これら3つの成分がバランス良く配合されています。

家庭菜園に最低限必要なもの

家庭菜園に最低限必要なもの

家庭菜園を始めるにあたり、準備が必要なものは何でしょうか。最初からあれもこれもと買うのではなく、まずは最低限必要なものからそろえていきましょう。

育てたい野菜の種や苗

家庭菜園で育てる野菜を決めましょう。ミニトマトやナス、枝豆、キュウリ、ホウレン草など初心者でも育てやすいものを選ぶのがおすすめです。

 

ただし、野菜にはそれぞれ種まきや苗植えに適した時期がありますので、時期にあった野菜を選ぶことも大切です。

プランター

プランターはさまざまな大きさのものが販売されていますが、花用ではなく野菜用の大きいサイズのものを選ぶと良いでしょう。

 

野菜によっても必要な大きさが異なり、例えばホウレン草やコマツナといった葉物野菜は、根がそれほど大きくならないため20~25cmくらいの深さがあれば十分です。しかし、ナスやトマトなど背が高くなる野菜はその分根も張るため、30cm以上の深さのあるプランターが必要です。

 

最近は、底が二重構造になっていて根腐れを防止できるタイプや、プランター内で貯水ができる底面給水鉢といった商品も販売されています。

野菜用培養土

ホームセンターなどには、野菜作りに必要な成分を配合した野菜用培養土が販売されています。野菜作りに適した配合になっているため、購入後そのまま利用することが可能です。

 

中には、特定の野菜に特化した野菜用培養土も販売されており、例えばトマト専用やキュウリ専用などがあります。

 

家庭菜園に慣れてきたら、培養土を自分で作ることもできます。基本となる土に野菜の種類ごとに適した成分を配合することで、その野菜にベストな培養土を作れるのです。ただし、自作の培養土はハードルが高いので、まずは市販の野菜用培養土を利用しましょう。

鉢底石(はちぞこいし)

鉢底石とは、プランターの底に敷き詰める軽石や黒曜石のことです。水はけや土中の通気性を良くする働きがあり、根腐れの予防にも効果があるとされています。

 

ホームセンターなどで販売されているので、野菜用培養土を購入する際に併せて購入すると良いでしょう。

じょうろ

プランターに水やりをする際には、じょうろも必要になります。じょうろはさまざまな大きさのものがありますが、小さすぎると何度も往復することになるため、ある程度の大きさは必要です。しかし、大きすぎても重くて運びにくいので、扱いやすい大きさのものを選ぶと良いでしょう。

 

また、じょうろには口の形もいくつかあり、シャワータイプのものや、やかんのような細口タイプなどがあります。素材も、ブリキ製、ステンレス製、プラスチック製などがあるので、好みにあわせて選びましょう。

初心者におすすめの野菜【春夏植え・春夏まき】

初心者におすすめの野菜【春夏植え・春夏まき】

家庭菜園の初心者におすすめの野菜を紹介していきます。まずは、春に種をまくか苗を植えて、夏に収穫できる野菜から見ていきましょう。

ミニトマト

ミニトマト

 

家庭菜園初心者におすすめの野菜として、まずはミニトマトがあります。夏の食卓に赤い彩りを添える愛らしい野菜です。

 

種や苗を植えたばかりの頃は、プランターを日当たりが良く風通しの良い場所に設置します。実がついてきたら雨の当たらないところに移動させましょう。トマトの実は雨に当たると割れてしまったり病気にかかりやすくなったりするからです。甘いトマトを育てるためには、水やりを控えめにするのがポイントです。

枝豆

 

家庭菜園で作った枝豆をビールのお供にするのはいかがでしょうか。枝豆はタンパク質やビタミンB1・B2・Cを多く含む栄養価の高い野菜のひとつです。

 

枝豆は乾燥を苦手とするため、栽培期間中を通して水やりをしっかりやることがポイントです。種まきの際はたっぷりと水をやり、開花前後は特に念入りに水やりをします。また、収穫時期を逃してしまうと実が固くなってしまうので注意しましょう。

キュウリ

 

夏の暑い時期にはみずみずしいキュウリも人気の野菜です。キュウリは栄養が少ないというイメージがありますが、実際にはカリウムやマグネシウム、ビタミンCといった栄養素を含み、むくみ解消や美肌効果が期待できます。

 

キュウリは寒さに強くないため、遅霜の降りる心配のない5月になってから苗植えをするのがポイントです。日当たりが良く風通しの良い場所で水をたっぷりとあげてください。成長するとツルが伸びるので、這わせたくない場合は支柱を立てて高さを出すと良いでしょう。

初心者におすすめの野菜【秋冬植え・秋冬まき】

夏と冬のボーナスの差は?

家庭菜園の初心者におすすめの野菜で、秋に種をまいたり苗を植えたりし、冬に収穫時期を迎えるものを紹介していきます。

ジャガイモ

 

ジャガイモの苗を植える時期は年に2回あり、3月~4月中旬に苗を植えたものは5月~6月中旬に収穫時期を迎え、8月下旬~9月に苗を植えたものは11月~12月に収穫時期を迎えます。ただ、秋の苗は夏の暑さで種芋が腐りやすいうえ、寒くなる時期が早まると大きく育ちにくいため、春の苗植えのほうが初心者向きです

 

ジャガイモは太陽に当たるとソラニンという有害物質を生成してしまいます。土寄せをして日光が当たらないようにすることがポイントです。

大根

 

大根はサラダや漬物をはじめ、煮物やみそ汁の具などさまざまな料理に使われる食材です。ビタミンCやカリウムのほかに、消化促進作用があり胃腸の働きを整えるジアスターゼを含んでおり、栄養価の高い野菜のひとつとされています。

 

ただし、大根は品種によって種まきの時期が異なるため、それぞれの品種に適した時期にまくのがポイントです。少しずつ時期をずらして種まきすると、長い期間収穫を楽しめるでしょう。プランターは深さのあるタイプを選ぶことをおすすめします。

ホウレン草

 

プランターでは葉物野菜も簡単に栽培できるので、冬場に旬を迎えるホウレン草も人気です。秋まきのホウレン草は、種をまいてから約2カ月後に収穫できます。ホウレン草には、ビタミンA、C、カロテンをはじめ、鉄、カルシウム、マグネシウムなども多く含まれており、和洋中いずれの料理にも大活躍です。

 

ホウレン草は寒さに強く、霜に当たると甘みが増しておいしくなります。なお、冬場は葉の傷みを防ぐために、不織布などで簡単なトンネルを作りましょう。

通年栽培できる野菜や室内で栽培できる野菜も

通年栽培できる野菜や室内で栽培できる野菜も

家庭菜園で作れる野菜の中には、1年を通して栽培できるものや室内で育てられるものもあります。季節を問わずに作れるので、思い立ったらすぐ始めてみましょう。

ベビーリーフ

 

生野菜サラダをワンランクアップさせるものに、ベビーリーフがあります。ベビーリーフとはその名のとおり「赤ちゃんの葉」という意味で、葉物野菜の若葉のことをいいます。特に決まったものを指すわけではなく、美しい彩りやギザギザした葉に特徴のある葉物野菜の種が、バランスの良い組み合わせで販売されているものが多いです。

 

ベビーリーフは種まきをしてから30日前後で収穫できるため、ガーデニング初心者にもおすすめです。プランターのほか、キッチンなどでも水耕栽培できます。

バジル

 

ハーブの代表格ともいえるバジルは、プランターでも育てることができますが、水耕栽培ならいつでも種まきができます。サラダにトッピングしたり乾燥させてスパイスとして利用したりと大活躍のハーブです。

 

ハーブは、室温を10℃以上にして水を毎日きちんと取り換えれば、生育する力が強いので株分けをしてどんどん増やすこともできます。キッチンのテーブルの上にセットしておけばこまめに手入れもできるでしょう。

プランターで家庭菜園を始めよう

プランターで家庭菜園を始めよう

家庭菜園というと、畑やたくさんの道具が必要というイメージがありますが、自宅の庭やベランダを利用してプランターで野菜などを作ることができます。まずはここで紹介した初心者でも育てやすい野菜から始めてみてはいかがでしょうか。

プランターでの家庭菜園には、プランターをはじめ培養土やじょうろ、そして種や苗などが必要です。これらはホームセンターで購入できますが、野菜用のプランターは大きいため運ぶのが大変なこともあるでしょう。そのような人には、楽天市場でのネットショッピングがおすすめです。

 

楽天市場ではさまざまな種類のプランターや培養土、じょうろ、種・苗が販売されているので、自宅にいながら家庭菜園に必要なものをそろえることができます。もちろん、配送なので玄関で受け取るだけでOKです。

 

なお、楽天市場で買い物をする際の決済を楽天カードにするとポイント倍率がアップしてお得です。

 

まだ楽天カードを持っていない人は、この機会に楽天カードへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

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