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<TBSキングオブコント2018>チョコレート・プラネットはネタ選択を間違えた?

メディアゴン / 2018年9月23日 7時30分

写真

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

* * *

9月22日のTBS「キングオブコント2018 」は、ハナコがチャンピオンになった。事実上、決勝はハナコとチョコレート・プラネットの戦いだったが、チョコレート・プラネットは明らかにネタの選択を間違えた。

ハナコのネタは、高校生の恋人同士が、走って恋人を捕まえようとして起こることをネタにしていた。設定は女子の気持ちは理解するのが難しいということであり、この設定を先にきちんと振っておけばもっと笑えるコントになったはずだ。

女子高生の扮装が汚い。芝居の基礎が全く出来ていないので、止まった芝居、点の入る芝居が出来ない。暗転を止める工夫がない。勢いがある点だけがよいことだ。

【参考】<一発屋芸人の悲しみ>髭男爵が自著「一発屋芸人列伝」で鋭く分析

筆者はチョコレート・プラネットを以前から支持している、舞台上の立ち姿が決まる、手足のさばき置き所が綺麗である。こういう芝居の出来るコンビは設定で笑いをとるコントがむいている。

意識高い系の大工の棟梁という、設定はよろしい。だがそれを表現するのに,、Macを定規にするとか、iPhoneをカンナにするとか、道具で笑いをとろうとするのは逃げである。考えがなさすぎる、だから、勢いに負けるのである。

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