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新車の「トヨタ ライズ」購入予算150〜200万円台でドイツの名門「BMW」を買う選択肢もアリ![どっち買う!?]

MōTA / 2021年9月12日 11時0分

BMW 新型X1 2019年10月モデルチェンジ

適度なボディサイズ、高い実用性と安全性、リーズナブルな価格で人気が高い「トヨタ ライズ」。このクラスにあまりライバルがいないことからも、無双状態といっても良い売れ行きを示している。しかし、その予算で他の選択肢を考えるこのコーナーでは、前回は新車の「『トヨタ ライズ』購入予算200万円で、3年落ちの輸入コンパクトSUV『プジョー2008』という選択肢はいかが!?」という記事をお送りした。クラスアップ・快適性アップのクルマが手に入るという意味では、中古輸入車という意外な選択はアリなのではないかと思うのだ。 そこで今回も、再び150~200万円台のライズに登場してもらうことにした。ターゲットはあのドイツの名門メーカー「BMW」だ。リッターカークラスのライズの予算で、「えっ、BMWのそんなクルマまで手に入るの!?」という驚きがそこにはあった!

BMW 新型X1 2019年10月モデルチェンジ

輸入車、BMWは高い、というイメージがくつがえる?

よくある話として、例えば「BMWを買いました」「メルセデス・ベンツを買いました」と言うと、「すごい!高かったでしょう」と返されることがある。たしかに、新車価格では、エントリーモデルの1シリーズやAクラスも、決してリーズナブルではない。メインの3シリーズでは500万円程度がボリュームゾーンだし、上位車種では1000万円オーバーはザラだ。

だが、中古車となると話は別。程度の良し悪しに影響されるのは言うまでもないが、それを差し引いても、思った以上に価格が手ごろで、驚かされることがある。

逆に言えば、一般的に思われている「高い」というイメージよりも、ぐっとリーズナブルに高品質で上級なBMWやメルセデス・ベンツが乗れるということになる。良い買い物をした!と思えることが多いのだ。それを証明すべく、早速検索をスタートしてみよう。

5年落ち・走行5万キロ以下・150〜200万円以内で買える“BMW車”を検索!

まず価格を、ライズの中心販売価格帯である150〜200万円に設定。古い年式や距離が多い個体だと、トラブルの可能性も高くなるため、年式は5年落ち、走行距離は5万キロとした。検索対象の車種は、ライズのようなSUVを選ぶことした。そこで、SUVの「X1」で絞り込んだ。果たして、この条件でBMWがヒットするのだろうか。

走行距離5万キロ以内、2016年式までの「X1」の中古車を検索!

▼中古車検索条件▼

・メーカー車名: X1

・モデル:2015年モデル

・年式:平成28(2016)年~令和3(2021)年

・走行距離:~最大5万キロまで

・価格帯:150〜200万円

・修復歴:なし

(2021年9月10日現在 MOTA調べ)

200万円以内で現行型の人気SUV「BMW X1」の中古車が買えてしまう事実!

BMW X1(写真は2019年マイナーチェンジモデル)

検索結果を見て驚いた。筆者は、中古車価格動向を常に追っているつもりだったが、5年落ちとはいえ現行型のX1が12台もヒットしたのだ。(2021年9月10日現在 MOTA調べ)

X1は、BMWのエントリーSUVだが、BMWの名に恥じない優れたハンドリングが自慢のスポーティモデルである。現行モデルは2015年の登場で、前輪駆動に変更された2代目である。コンパクトなSUVながらも、乗り心地、静粛性、快適性、高速道路での安定性はリッターカークラスを大きく凌ぐ。

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中古車では、ベーシックな「sドライブ 18i」のほか、中間グレードで装備充実の「sドライブ 18i xライン」、さらには、よりスポーティな味付けの「sドライブ 18i Mスポーツ」まで確認できる。2015年10月時点での新車価格は、それぞれ392.1万円、420.6万円、439万円だった。

それを考えると、リッターカーのライズを買う価格で、クラス・高級感がぐっと高まるBMW、しかも人気のSUVであるX1が買えてしまうのは、ちょっとした驚きではなかろうか。

ファミリーに人気の「2シリーズグランツアラー」や憧れのスポーツセダン「3シリーズ」も!

3列シートレイアウトで人気の「2シリーズグランツアラー」

実は今回の検索条件で車種を絞らなかった結果、なんと444台ものBMWがヒットした。魅力的な車種が多いBMWだが、その中からさらに絞り込んで見ると、実用性が高いハイトワゴン「2シリーズアクティブツアラー/グランツアラー」はなんと合計137台も表示された。

グランツアラーでは3列シートまで備え、小型ミニバンとしても注目されよう。どちらも、ハンドリングの楽しさは折り紙付きだ。

しかも燃費とパワーを両立したディーゼルエンジン搭載の「218d」(新車価格368万円)も射程内に入る。内装のしつらえやデザインも優れており、こちらもまた、150〜200万円の範囲で購入できるのはお買い得感が高い。

外車通のはずの筆者も思わず「へえーー」と感心…そうか、この値段で3シリーズがも買えるんだ!

先代のBMW 3シリーズ

さらにもうひとつランクを上げると、3シリーズが74台も検索された。

ライズのオーナーは背が低めのセダンにあまり興味がないかもしれないが、BMWの基本形であるセダン、しかも本流の3シリーズ、さらには一つ前の世代(2012年式モデル)が手に入るとなれば、これは、ほんとうに賢い買い物ではなかろうか!

もちろん、維持費や燃費面では、リッターカークラスに太刀打ちできないのは確か。でも、「そういう選択肢もあるのか!」ということが考えられるのが、中古車選びの楽しみでもあり、悩みでもあるのだ。この記事を書いていて、筆者も「3シリーズの5年落ち、この価格で買えるんだ、いいなあ」と思うことしきりである。

輸入車はちょっと……という人に、「思った以上の車種に手が届く」という醍醐味をこの記事で知ってもらえたら、さらに中古輸入車を検討してもらえたら嬉しい。

[筆者:遠藤 イヅル]

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