新型シャトルは2023年に登場か!? シャトル最大の魅力「広い車内」はそのままに燃費と先進安全装備を大幅強化へ
MōTA / 2021年12月19日 12時0分
ホンダ シャトルは今や貴重な5ナンバーサイズのステーションワゴンだ。シャトルはコンパクトカーのフィットとプラットフォームを共有する、いわば兄弟車である。現行シャトルは先代フィットをベースとしているが、フィットが2020年にフルモデルチェンジを果たしたことから、シャトルもまもなく新型モデルが登場する見込みなのだ。発売は遅くとも2023年を予定しているが、新型シャトルは一体どんな仕上がりとなるのか!?
新車で買えるステーションワゴンはわずか5車種! 5ナンバーモデルはたった2車種のみ
ホンダ シャトルは5ナンバーサイズのステーションワゴンである。かつて国産メーカーのステーションワゴンはあまた存在していたが、ミニバンやSUVブームのあおりを受けてか、今新車で買えるモデルは非常に少ないのだ。具体的にはスバル レヴォーグ、マツダ MAZDA6、トヨタ カローラツーリングといった具合である。
ちなみにこれら車種は全て3ナンバーサイズとなっており、シャトルのような5ナンバー規格のモデルは非常に貴重なのだ。カローラツーリングの先代モデルにあたるカローラフィールダーも併売されているが、近い将来に販売終了となる可能性もあるという状況である。
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シャトルの魅力はコンパクトなサイズと使い勝手バツグンの内装だ
シャトルは5ナンバーサイズにもかかわらず、後席やラゲッジルームが非常に広く、ファミリーだけでなくビジネスユースでも人気を博しているモデルである。冒頭に述べた通りシャトルは先代フィットをベースとしている。2020年にフィットがフルモデルチェンジを果たしたことから、新型シャトルの登場が期待されているのだ。>>
新型シャトルは2023年に登場か!? フィットと同じハイブリッドシステムと先進安全装備が魅力
新型シャトルは遅くとも2023年に登場する予定だ。フィット同様にガソリンモデルと2モーター式のハイブリッドが採用される見込みで、どちらも現行モデルよりも大幅に燃費を向上させる見込みである。もちろん現行シャトルの魅力である広い車内スペースはそのままに、5ナンバーサイズをキープすることは確実である。
全車速追従式アダプティブクルーズコントロールも採用へ
そして先進安全装備も強化されるのだ。現行モデルは衝突被害軽減ブレーキや先行車を任意の車間距離とスピードで追従してくれるアダプティブクルーズコントロールが搭載されている。だが、アダプティブクルーズコントロールに関しては30km/h以下では作動しないタイプとなっており、新型シャトルは全車速追従式にレベルアップされるのだ。それに伴いパーキングブレーキは電気式となり、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止が保持される「ブレーキホールド機能」も備わる見込みである。
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現在はSUVが世界的に大流行となっているが、シャトルのようなコンパクトでかつ車内スペースが広いステーションワゴンを求める声は根強い。現行シャトルは2015年の発売にもかかわらず、現在も堅調なセールスを記録しているのがその証拠だ。それだけにいち早い登場に期待したい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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