トヨタ・スープラをポルシェ718ケイマン、BMW M2、日産フェアレディZと徹底比較!〈インパネ/シート/ラゲッジスペース/スペックetc……〉

MotorFan / 2019年6月27日 17時0分

トヨタ・スープラをポルシェ718ケイマン、BMW M2、日産フェアレディZと徹底比較!〈インパネ/シート/ラゲッジスペース/スペックetc……〉

長らく途絶えていたトヨタの本格FRスポーツカーが、このほど復活を遂げた。ここではポルシェ718ケイマン、BMW M2、日産フェアレディZといった強力な名門ライバルたちと、コクピットや居住性などを写真とスペックで横比較してみよう。 REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)(身長=173㎝)

トヨタ・スープラRZ

筋肉質なサイドビューは四車の中でも個性が際立つ。開発上、最も重視した要素のひとつであるホイールベースは2470㎜。偶然にも718ケイマンとほぼ同じで、全長、全高もほぼ同じだ。

全高:1290mm
全長:4380mm
ホイールベース:2470mm
全幅:1865mm
ミラー to ミラー:2020mm
開口高:840mm



水平基調のインパネと存在感のあるセンターコンソールを組み合わせた、FR車らしいスポーティな空間。メーターのシンプルさからも機能重視の潔さが感じ取れる。ヒューマンインターフェースはBMWと共通で、8.8インチ専用ナビを全車に標準装備。

いくつもの試作を重ねて開発されたハイバックシートは高いホールド性を発揮。特に腰部のサポート性が高く、身体にぴたりとフィットする。「RZ」と「SZ-R」は電動シートを標準装備。

「RZ」は細身のスポークが目を引く19インチ鍛造ホイールを標準装備。ランフラットのコンチスポーツコンタクト5SSRと組み合わせる。

「RZ」は3.0ℓ直列6気筒ターボを搭載。1600〜4500rpmの幅広い回転域で最大トルクを発揮し、街乗りや高速巡航も得意とする。

高さ:200mm 奥行き:780mm 最小幅:840mm

容量290ℓの実用的な荷室を完備。フロアと室内を隔てる壁の中央が凹型になっており、ゴルフバッグ1個を縦に積むことも可能。


ポルシェ718ケイマン

無駄のない線で描かれるサイドシルエットはポルシェの真骨頂。ホイールベースとトレッド(前後の平均値)の比は1.62。理論上は新型スープラよりも直進性を重視した設計となる。

全高:1295mm
全長:4385mm
ホイールベース:2475mm
全幅:1800mm
ミラー to ミラー:1995mm
開口高:830mm



直線を基本に構成されたデザイン。精緻な組み立て精度やスイッチ類の剛性感など、どこをとってもハイレベル。メーターは三連タイプで右側にマルチモニターを備える。ナビゲーション機能を含むインフォテインメントシステムのPCMを標準装備する。

ポルシェ伝統のスリムなハイバックシートを装備。リクライニングのみ電動のマニュアルシートが標準だが、オプションには豊富なバリエーションの電動シートが用意されている。

グレード別に18インチ及び19インチが標準設定されるが、撮影車はオプションの20インチを装着。ピレリP ZEROが組み合わせられる。

ベーシックグレードの「718ケイマン」は2.0ℓ水平対向4気筒ターボを搭載。上級の「718ケイマンS」は350㎰の2.5ℓ仕様となる。

高さ:270mm 奥行き:460mm 最小幅:1160mm

写真は車体後方に備わる荷室で、上段と下段に荷物を置くことが可能。車体前方にも荷室が備わり、ラゲッジユーティリティも優秀。


BMW M2

四車の中では唯一の4シーターということで全長とホイールベースにもゆとりがある。実用性においてその効果は絶大で、大人4名が無理せず乗れる居住性と広い荷室を備える。

全高:1410mm
全長:4475mm
ホイールベース:2695mm
全幅:1855mm
ミラー to ミラー:1995mm
開口高:710mm



新型スープラの共同開発元でもあるBMWだが、インパネのデザインは独特。センターパネルを運転席側にチルトしたドライバー主体の空間づくりに徹する。メーターは正統派の二眼タイプ。8.8インチワイドディスプレイを備えるHDDナビを標準装備。


フロントシート高:480〜500mm

肩まわりにも大きなサポートを備えたスポーツシートを採用。電動調整機能や前席シートヒーターなども備わる。後席は膝前クリアランスが約120㎜もあり、必要十分な広さを確保。

繊細なYスポークをレイアウトした19インチ鍛造ホイールを標準装備。ミシュランのパロットスーパースポーツが組み合わせられる。

従来より冷却系を強化した最高出力410㎰の3.0ℓ直列6気筒ターボを搭載。M3などと同じカーボン製ストラットブレイズも装備する。

高さ:510mm 奥行き:920mm 最小幅:950mm

荷室の実用性は他の三車を圧倒。後席は4対2対4分割可倒式となっており、奥行きは最大で約1730㎜まで拡大させることができる。


日産フェアレディZ バージョンST

ロングノーズ・ショートデッキの伝統を受け継ぐサイドビュー。新型スープラより全長は短く、ホイールベースは長い。トレッドとの比も1.64と、スープラより直進安定性志向とわかる。

全高:1315mm
全長:4260mm
ホイールベース:2550mm
全幅:1845mm
ミラー to ミラー:2000mm
開口高:850mm



三連サブメーターなどの古典的モチーフを採り入れたインテリア。メインのメーターも回転計を中央に設け、常にレッドゾーンを意識させる男気仕様だ。一部グレードを除いて7インチワイドナビが標準装備されるが、使い勝手の旧さは否めない。

撮影車の「Version ST」を含む一部グレードはシートヒーター付きの電動スポーツシートを標準装備。手動のシートリフターとサイサポートも備わり、体格に応じた微調整が可能だ。

「Version ST」は切削光輝処理が施されたレイズ製の19インチ鍛造アルミホイールを標準装備。タイヤはブリヂストンのポテンザRE050Aを装着。

吸気バルブの作動角とリフト量を変化させるVVELを備えた3.7ℓ V6エンジンを搭載。大排気量NAならではの吹け上がりが魅力。

高さ:480mm 奥行き:900mm 最小幅:530mm

中央がサス取付け部でくびれた、ひょうたん型の荷室フロアを装備。手前側の最大幅は1380㎜と広く、幅のある荷物も積載可能。


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