1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

NIKE、JIMMY CHOO、スタジオジブリらとコラボ…世界に評価される藍染め集団・BUAISOUに密着

マイナビニュース / 2024年3月29日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

カンテレでは、ドキュメンタリー番組『ザ・ドキュメント The indigo BUAISOUのつくるいろ』を29日(25:25~※関西ローカル)に放送する。

○■伝統工芸の概念変える藍染集団・BUAISOUに密着

NIKE、JIMMY CHOO、スタジオジブリら名だたる企業と次々にコラボレーションを果たし、伝統工芸の概念を変える徳島県上板町の藍染め集団・BUAISOU。伝統工芸である藍染めを生業にする彼らは、シンガーソングライターのリアーナらが工房を訪れるなど、世界中から注目を集めている。伝統的な藍染め産業と彼らが大きく異なるのは、“染料づくり”と“染め”を一貫して行っていること。土を耕し、藍を育て、染料(すくも)をつくり、染める。そうして“自分たちの藍色”をつくることにこだわる彼らの姿勢こそ、世界に評価されている理由のひとつだ。

本番組では、藍染めを使った表現と自由な発想で、ファッションやアート業界の関係者から高く評価されるBUAISOU代表の楮覚郎(かじかくお)氏に密着取材。「伝統にこだわると落ちていく」と断言する彼の真意はどこにあるのか。一方で、伝統を守り続けてきた人は伝統と距離を置き“自分たちの藍色”を追求するBUAISOUをどう見ているのか。約2年に及ぶ取材から、独自のものづくりの姿勢を貫く“伝統の異端児”BUAISOUの輝かしい歩みとその裏側の苦闘を映し出す。最も信頼していたメンバーの離脱。職人と会社代表、2つの立場に揺れる姿。その先で葛藤しながらつくり上げた、楮氏の夢ともいえる製品とは。

○■徳島県出身・赤穂雄大氏がディレクター手掛ける

ディレクターを務める赤穂雄大氏は、徳島県出身。生家の近隣に突如現れたBUAISOUに衝撃を受け、約2年にわたる密着取材を行った赤穂は、その過程を振り返って「NIKE、JIMMY CHOO、スタジオジブリ、名だたる企業とコラボをする藍染め集団・BUAISOUが徳島県上板町にいます。存在を知った時は心底驚きました。私は徳島県で育ちましたが“藍染め”に現代的なイメージを持ったことがなかったからです。取材初日、工房に足を踏み入れるとすぐにBUAISOUの皆さんに魅了されました。世界を相手に藍染めで勝負を挑みながらも、流れる空気は柔らかくユーモアがあり、心地よい。そして、中心には代表・楮覚郎さんの藍染めに対する圧倒的な熱量がありました。一方で取材をした2年間はBUAISOUにとって試練の連続。“ものづくりをして生きていく”苦しさと美しさ、BUAISOUに流れる素敵な空気を視聴者のみなさんと共有できればと願っています」と熱く語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください