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探偵モメゴト事件簿 第5回 【完全同居の末路】姑息なトメと小トメの“狡猾トラップ”にハマッた夫…サレ妻は逆襲できるのか

マイナビニュース / 2024年4月27日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

無理が通れば道理がひっこむ。「別れさせ屋は何ができますか?」という質問があれば、一番わかりやすい答がこれかもしれません。このままでは、自力では、どうもできない。そんな行き詰まった状況を打開するお手伝いをするのが、別れさせ屋の工作です。どんな人がどんな時に、別れさせ屋を利用するのか。一般的に思い浮かぶのは、不倫や復縁といった訳アリな男女の恋愛模様でしょう。そして依頼内容は、略奪したいから相手を配偶者や恋人を別れさせて欲しい。これが、ステレオタイプな別れさせ屋のイメージです。

これまで、あえてそのような“ステレオタイプなものではない事例”をご紹介してきました。パパ活、ストーカー、イジメなど、別れさせ屋ってこんな使い方もあるんだ! と驚きの声が寄せられています。

以前にも触れたのですが、全国でも有名な縁切り神社に奉納されている絵馬を見ると、「彼があの女と別れますように」といった願いに負けず劣らず多いのが、「私を苦しめる姑が早く亡くなりますように」「息子があの嫁と別れて、孫に会えますように」といった内容です。令和の今も、嫁姑の確執はドロドロとしているようで……。
今回お届けするのは、正に泥沼の嫁vs姑+小姑の戦い。さらに不倫に走った夫と夫婦関係の危機を迎えたサレ妻が全ては姑息なトメコトメの企みだったと知り、全力で逆襲するお話です。

○堪忍袋の尾は切れた! 鬼にも蛇にもなろうじゃないか

これまでの顛末を記録したノート。血の気のない白い顔。何度も噛み締めたのであろう、唇の傷が痛々しい。決意して相談に来られた美和さん(仮名)に、まず最初にやっていただいたのは、X(Twitter)のアカウントに鍵をかけることでした。これからのミッションは秘密裏に遂行されなければなりません。親しいお友達や、実家のお母さん、お姉さんにも作戦内容は口外禁止です。

美和さんと夫の大介さんは、結婚8ヶ月目。本来ならまだまだ新婚生活を楽しんでいるはずの時期ですが、夫の実家での完全同居で始まったこの結婚生活は、絵に描いたような嫁いびりの連続だったのです。特に夫の妹(以下コトメ)は、美和さんがまだ彼女だった頃から何かと口出しや嫌味な発言が多く、彼女との同居生活は悩みの種でした。
料理の味付け、掃除の仕方、服装、結婚半年でまだ妊娠していないこと、親戚や近所との付き合い、美和さんの派遣社員としての仕事、実家への帰省、友人との電話や女子会までありとあらゆることに文句を言われる毎日。美和さんは、大介さんの低い給与や奨学金と車のローンの返済、老後資金や子供の教育費のためとはいえ、最初から同居を選んだことを深く後悔していました。

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