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「フォアローゼズ」がパッケージリニューアル! マスターディスティラーが歴史と特徴を紹介

マイナビニュース / 2024年4月19日 17時49分

画像提供:マイナビニュース

昨年創業135周年を迎えた「フォアローゼズ」のパッケーリニューアルに合わせて、本国アメリカよりマスターディスティラーのブレント・エリオット(Brent Elliot)氏が来日。フォアローゼズの歴史や特徴を紹介する「『フォアローゼズ』リニューアル発表会&ブランドセミナー」が開催された。

○■フォアローゼズの世界観と魅力

ブランドセミナーに登壇した、フォアローゼズディスティラリー マスターディスティラーのブレント・エリオット氏は、ラベル、ロゴ、パッケージのリニューアルにあたり、「今年は特別な年」と笑顔見せつつ、まずは「フォアローゼズ」ブランドの成り立ちについて紹介した。

フォアローゼズの生みの親であるポール・ジョーンズJr.が舞踏会で絶世の美女と出会い、迷わずプロポーズ。プロポーズを受ける場合は、次の舞踏会で薔薇のコサージュをつけてくると答えた彼女は、約束の舞踏会の夜、4輪の真紅の薔薇を胸につけて彼の前に現れた。このエピソードから、彼の作ったバーボンは「フォアローゼズ」と名付けられ、ラベルには真紅の薔薇のコサージュが描かれるようになったという。

そして、そんなフォアローゼズの鍵を握る10種類のレシピについて解説。バーボンが人気の理由について、そのクオリティを挙げるエリオット氏だが、着色料などの使用が禁じられているバーボンの場合、一貫したフレーバーやクオリティを維持するのは非常に難しいという。そこでフォアローゼズは、10種類のレシピを使い分けることで、最終製品のフレーバーを一貫したものにしており、さらには、その使い分けによって多彩なラインナップが生み出されている。

マッシュビル(もろみ)は2種類。コーン、ライ麦、大麦麦芽がブレンドされているが、コーン60%、ライ麦35%、大麦麦芽5%の「B」とコーン75%、ライ麦20%、大麦麦芽5%の「E」が使い分けられている。特に「B」は、一般的なバーボンよりもライ麦の比率が高く、スパイシーでユニークなフレーバに。それに対して、酵母も香りの個性が異なる、「V(デリケート&フルーティ)」「K(スパイシー)」「O(リッチ&フルーティ)」「Q(フローラル)」「F(ハーブ)」といった5種類が使い分けられており、その組み合わせによって10種類の原酒が生み出される。

そして、一貫性を確保するために、配合比率を変化させることで最終的なバーボンが生産されるが、スタンダードな「フォアローゼズ バーボン」では10種類の原酒すべてを使用。一方、「フォアローゼズ ブラック」のような個性的なバーボンでは、2種類のレシピしか使われていない。このように、レシピを使い分けけることによって、「フレーバーが根本的に変わってくる」というエリオット氏だが、「10種類もの個性あふれる原酒を使い分けているのはフォアローゼズだけ」と自信を覗かせる。

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