東京都の「子育て支援」で子育て世帯はいくら得をする?
マイナビニュース / 2024年7月6日 11時0分
<子供が輝く東京応援事業>
「子供が輝く東京応援事業」は、公益財団法人東京都福祉保健財団による事業です。社会全体で子育ての応援を進めることを目的として、都の出えんおよび都民等からの寄附による「東京子育て応援基金」を活用し、NPO法人等が取り組む、結婚、子育て、学び、就労までのライフステージに応じた事業に対し、助成金を交付します。
里親支援や多胎児支援、学習支援、ひきこもり支援、就労支援など、少子化の要因を解消するための幅広い取り組みが対象となります。
<働くパパママ育業応援奨励金>
「働くパパママ育業応援奨学金」は、公益財団法人東京しごと財団が実施する奨励金で、男性の育業や育児中の女性の就業継続を応援する都内企業等を支援するものです。
対象となる事業者は、都内勤務の常時雇用する従業員を2名以上かつ6ヶ月以上継続して雇用し、都内で事業を営んでいる企業等です。奨励金には4つのコースがあり、奨励されている育業に関する取り組みを実施することで、25万円〜最大410万円の奨励金が支給されます。
■東京都の子育て支援~生前からの支援~
<プレコンセプションケアに係る取り組み>
「プレコンセプションケア」とは、性や妊娠に関する正しい知識を身に付け健康管理を行うよう促すことです。東京都では、若い世代がプレコンセプションケアに興味・関心を持ち、取り組むきっかけになるよう「TOKYOプレコンゼミ」や「妊娠・出産前のヘルスチェック」を行っています。
「TOKYOプレコンゼミ」は、生活習慣や妊娠成立に関する知識についての講座が受講できるもので、妊娠・出産をこれから考える都内在住の18〜39歳の方(パートナーの有無は問わない)を対象に、月1回程度、都内各所にて開催されています。
「妊娠・出産前のヘルスチェック」は、「TOKYOプレコンゼミ」を受講し、検査のことを正しく理解したうえで、希望する方が受けられるものです。都が指定する検査のうち、個人の状況に応じて医師と相談して実施した検査等の費用が助成されます。
<妊娠高血圧症候群等の医療費助成>
「妊娠高血圧症候群等の医療費助成」は、東京都の市町村(八王子市および町田市を除く)に住所があり、対象疾病にかかっている方で、認定基準を満たし、医療機関に入院して治療を受ける必要のある方を対象にした助成制度です。
対象疾病は、妊娠により入院医療を必要とする次の疾病およびその続発症が対象です。
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