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新しい「Ginza Sony Park」はどんな公園になる? 実際に見て、聞いてきた

マイナビニュース / 2024年8月24日 0時0分

画像提供:マイナビニュース

東京・銀座の象徴的な存在として親しまれてきた「ソニービル」。7年におよぶ建て替えプロジェクトが現在進行中で、その最終形となる新しい「Ginza Sony Park」(銀座ソニーパーク)がついにその姿を表しました。まだ中には入れませんが、さっそくファンの間で注目を集めています。

8月15日に竣工された“ソニーの新しい公園”は、2025年1月にグランドオープンを予定しています。それに先がけ、Ginza Sony Park Projectではメディア向けに内部を初公開する内覧会を実施。取材やプライベートでかつてソニービルをたびたび訪れ、建て替え後の姿をずっと気にしていた筆者もさっそく参加し、内部をじっくり見ながら、同プロジェクトを率いるソニー企業の永野大輔社長に話を伺ってきました。

今回の内覧会は、Ginza Sony Parkで行われるであろう具体的なイベントの計画やスケジュールを紹介するものではないため、現時点で分かっているのは「多くの人に開かれた公園になる」、「テナントや店舗などが入る施設にはならない予定」ということだけです。

ですが、新しいGinza Sony Parkの建築に関する話や、かつてのソニービルから継承・進化した部分を実際に見聞きできる機会は貴重なもの。ここでは公開された建物内部の写真とともに、銀座に完成する新しい公園の特長やこだわり、報道陣からの質問に対する永野氏の回答もあわせてお伝えします。
ソニーのショールームやストアとは何が違うの?

ウォークマンやブラビアといったオーディオ・ビジュアル機器や、Xperiaスマートフォン、ミラーレスαシリーズ、aiboに至るまで、ソニーが投入してきたさまざまな製品を取材してきた身としては、やはり次のような疑問が湧いてきます。

「ソニーのショールームやストアとは何が違うの? これらの機能は、Ginza Sony Parkには入らないのだろうか?」

永野氏は筆者の質問に、「現時点ではそのような計画はありません。(GINZA PLACEに入居しているソニーストア 銀座や、西銀座駐車場のSony Park Miniの営業についても)現時点では続けていきます」と答え、次のように語りました。

「かつてのソニービルは、(アピールしているものが)エレクトロニクス事業しかなかったんですね。ソニーのショールームビルというかたちで、ブランドをそのまま発信をすればよかったんです。しかし現在ソニーには、エレキ、映画、音楽、金融、ゲーム、そして半導体という6つの事業があります。もしあのままソニービルがあったとしたら、エレキ以外の事業をアピールすることができない。なかなか難しかったです」(永野氏)

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