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2025年の旅行はどうなる? 連休カレンダーと注目イベントは - JTBが旅行動向見通しを発表

マイナビニュース / 2025年1月14日 12時59分

画像提供:マイナビニュース

JTBは1月9日、2025年の旅行動向見通しを公開した。同調査は、1泊以上の日本人の旅行(ビジネス・帰省を含む)と訪日外国人旅行について、各種経済指標や消費者行動調査、運輸・観光関連データ、JTBグループが実施したアンケート調査などから推計したものとなる。2025年の旅行に関するアンケート調査は2024年11月29日~30日、全国15歳以上79歳までの男女3,095人を対象にインターネットで行われた。

○国内旅行の宿泊者数は伸び悩み、海外旅行者数の回復は遅れている

国内旅行について、2024年は前年に実施された観光支援策の終了や国内の物価高などの影響により、宿泊者数は伸び悩みとなっている。2024年の延べ宿泊者数をみると、1~11月の累計は4億4,858万人泊で、2023年同期(4億5,975万人泊)と比べると97.6%、2019年同期(4億4,232万人泊)と比べると101.4%となっている(図表2)。

海外旅行について、2024年は国内外の物価高、円安、世界的な政情不安などの影響により、海外旅行者数の回復は遅れている。2024年1~11月の日本人出国者数の累計は1,182万人で、2023年同期(867万6千人)と比べると136.2%、2019年同期(1,836万8千人)と比べると64.3%となっている(図表2)。

訪日旅行について、2024年は円安および物価安などの影響により、回復の勢いが一層増している。2024年1~11月の訪日外客数の累計は3,338万人で、2023年同期(2,233万2千人)と比べると149.5%、2019年同期(2,935万6千人)と比べると113.7%となっている(図表2)。国・地域別にみると、2024年1~11月の累計は多い順に韓国(795万人、2023年同期比128.7%、2019年同期比149.0%)、中国(637万7千人、2023年同期比301.8%、2019年同期比71.8%)、台湾(555万3千人、2023年同期比146.0%、2019年同期比122.3%)となっている(図表3)。

今回実施した旅行に関するアンケート調査によると、2024年1月~12月の1年間で1泊以上の旅行を実施した人の割合は、国内旅行については「1回」が22.9%、「2回」が16.5%、「3回」が8.9%、「4回以上」は12.3%で、6割以上の人が国内旅行を実施した。性年代別に見ると、国内旅行を実施した人の割合は「女性29歳以下(80.7%)」が最も高く、次いで「女性30代(72.1%)」、「男性29歳以下(69.4%)」、「男性30代(67.2%)」となり、若い世代、特に女性の実施率が高い結果となった(図表4)。居住地域別にみると、国内旅行を実施した人の割合は「中国・四国地方(63.9%)」が最も高く、次いで「近畿地方(62.2%)」、「東北地方(61.8%)」となった(図表6)。

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