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2025年、宇宙開発の未来図 - 新型ロケットや民間月探査、注目ミッション総まとめ 第1回 ロケット編 - 完成に向かうH3、引退を迎えるH-IIA、次々飛び立つ巨大ロケット

マイナビニュース / 2025年1月10日 14時20分

スペース・ライダーは、胴体そのものが翼のように揚力を発生させて飛行できる「リフティング・ボディ」をしており、600kgの貨物を積んで、約2か月間宇宙を飛行し、さまざまな実験を行える。また、実験した成果物を地球に持ち帰ることができ、さらに機体を再使用することもできる。

現時点では9月以降に、小型ロケット「ヴェガC」で打ち上げられる予定となっている。

○欧州小型ロケット競争

スペースワンやISTのような小型ロケットは、欧州でも開発が活発になっており、早ければ2025年中に初打ち上げを迎えるものが多い。

ドイツの「イザール・エアロスペース(Isar Aerospace)」は、小型・中型衛星打ち上げ用ロケット「スペクトラム(Spectrum)」を開発しており、ノルウェーのアンドーヤに建設した発射場から打ち上げを予定している。

同じくドイツの「ロケット・ファクトリー・アウクスブルク(RFA)」は、小型ロケット「RFA ONE」を、英国スコットランドのシェトランド諸島に建設された、サクサヴォード・スペースポートから打ち上げることを計画している。

(第2回へ続く)

鳥嶋真也 とりしましんや

著者プロフィール 宇宙開発評論家、宇宙開発史家。宇宙作家クラブ会員。 宇宙開発や天文学における最新ニュースから歴史まで、宇宙にまつわる様々な物事を対象に、取材や研究、記事や論考の執筆などを行っている。新聞やテレビ、ラジオでの解説も多数。 この著者の記事一覧はこちら
(鳥嶋真也)



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