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AFEELA 1の日本展開はどうなる? ソニー・ホンダ川西社長に直撃!【CES 2025】

マイナビニュース / 2025年1月10日 21時30分

画像提供:マイナビニュース

ソニー・ホンダモビリティが、米国カリフォルニア州で2025年内に発売するEV「AFEELA 1」(アフィーラ ワン)をCESで公開しました。同社の代表取締役社長兼COOである川西泉氏が、日本からイベントに集まった記者によるグループンタビューに応じ、新しいAFEELAの展望を語りました。

AFEELAはインテリジェンスにこだわり抜いたEV

2022年9月に創立したソニー・ホンダモビリティ(以下:SHM)は、2023年1月のCESで初めて「AFEELA」を発表しました。新しいAFEELA 1は、いよいよ最終仕様の完成形に近づいたモデルです。価格は、通常版の「AFEELA 1 Origin」が89,900米ドル(約1422万円)から、上位の「AFEELA 1 Signature」が102,900米ドル(約1627万円)からとなります。

車体の見た目が大きく変わったポイントは、ルーフの中央にLiDARを格納するボックスと、その左右に新しくセンシングカメラを内蔵するボックスが載ったこと。上位のSignatureと通常版のOriginは車体とホイールの大きさが異なり、それぞれOriginの方がわずかにコンパクトです。カラーバリエーションも、Signatureは「Tidal Gray」「Calm White」と「Core Black」の3色展開ですが、OriginはCore Blackの1色のみです。

昨今は通信機能のほか、スマホやパソコンのようなオペレーティングシステム(OS)を載せて、さまざまな機能をソフトウェアで自動制御したり、スマホのようにアプリを追加する感覚で安全で快適なドライブを実現する新機能を追加できる「SDV」(Software Defined Vehicle)が注目されています。AFEELA 1もSDVですが、他社のSDVと大きく異なる点は「インテリジェンスにこだわり抜いていること」だと川西氏は語ります。

AFEELA 1に乗車して「Hey AFEELA」と話しかけると、独自の対話型AIエージェント「AFEELA Personal Agent」が起動します。AIエージェントはEVの設定を指南してくれたり、道が渋滞した時には「雑談」を交わしながら楽しませてくれます。「AFEELA 1のインテリジェンス」を象徴する音声操作は、マイクロソフトのMicrosoft Azure OpenAI Serviceをベースに開発。その振る舞いはクラウドをベースとしていますが、通信がつながりにくい場所では、ドアの開閉など車の制御に関する音声操作がエッジ側でこなせるように設計されています。

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