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AFEELA 1の日本展開はどうなる? ソニー・ホンダ川西社長に直撃!【CES 2025】

マイナビニュース / 2025年1月10日 21時30分

AFEELA 1は、アメリカの中でも最もEVの普及を積極的に進めてきたカリフォルニア州から販売をスタートします。2025年後半には、カリフォルニア州のトーランス市とフリーモント市にAFEELAブランドの拠点となる「AFEELA Studio & Delivery Hub」をオープンします。

2026年内には日本でも納車開始、価格はどうなる?

AFEELA 1は、ソフトウェアアップデートによりさまざまな機能を追加できるSDVです。追加機能の提供については、「今はまだ世間にEVや自動運転の体験が醸成されていないため、ソフトウェアアップデートによる追加機能についてはオーナーから別途料金をいただくことを考えていない。まずは、すべてのオーナーにフルサイズでAFEELA 1の可能性を存分に体験してもらいたい」と川西氏は説明します。

SHMは2026年内に、北米で製造したAFEELA 1を日本に逆輸入する形で納車を開始する予定です。そもそも、CESで公開されたAFEELA 1も最終仕様の車両ではありませんが、日本向けのAFEELA 1はもっと細かな仕様が変わる可能性もあります。AFEELAを体験できるコンセプトスペースの設置などについては、川西氏はコメントを控えました。

SHMでは、AFEELA 1の米国での販売台数目標も公表していませんが、川西氏は「たくさん売らないと商売にならないような設定にはしていない」と述べています。日本発売時の価格も気になるところですが「米国でAFEELA 1を販売する価格は、あくまでアメリカでの値段を提示したもの」であると川西氏は念を押します。できる限り身近な価格帯に収まることを期待しましょう。

AFEELA 1が発表されたばかりでまだ気が早い質問かもしれませんが、「1」の次には「2」があるのでしょうか。川西氏は「次のモデルもプランニングはしている」と答えました。参考までに、ソニーは2022年のCESで、自社開発によるEVのコンセプトモデル「Vision-S」のSUVタイプを試作して展示しています。いよいよ走り出したAFEELAの展開がとても楽しみです。

著者 : 山本敦 やまもとあつし ジャーナリスト兼ライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。独ベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA」を毎年取材してきたことから、特に欧州のスマート家電やIoT関連の最新事情に精通。オーディオ・ビジュアル分野にも造詣が深く、ハイレゾから音楽配信、4KやVODまで幅広くカバー。堪能な英語と仏語を生かし、国内から海外までイベントの取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。 この著者の記事一覧はこちら
(山本敦)



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