美術作家であり古美術コレクターである杉本博司がいざなう日本の神々の世界
NeoL / 2021年12月31日 16時0分
杉本博司の代表作「海景」さながら、相模湾の水平線を背景にして建つ江之浦測候所の春日社社殿。 撮影:広瀬達郎(芸術新潮)
杉本博司が「芸術新潮」誌上に「新人」として初登場したのは44年前、東京で写真作品「ジオラマ」「劇場」による初個展を開催した時だった。NYを拠点とする杉本はいまや世界のトップ・アーティストのひとり。80頁を超える巻頭大特集「杉本博司と日本の神々」では、美術作家としてだけでなく、古美術コレクターとしての杉本にもフォーカスし、日本の信仰にもとづく美術品を紹介。
写真作品のみならず、近年は建築、文楽やバレエなどの舞台演出も手がけ、文字通り世界を股にかけて活躍している。一方、杉本が小田原市郊外で運営するアートサイト「江之浦測候所」も年々増殖を続け、2022年3月には施設内の春日社に奈良の春日大社から神霊をお迎えする予定。「芸術新潮」2022年1月号の巻頭特集「杉本博司と日本の神々」は、神奈川県立金沢文庫で開催予定の「春日神霊の旅 ―杉本博司 常陸から大和へ」展(2022年1月29日~3月21日)を機としたもので、アーティストであるにとどまらず、古美術コレクターであり、日本の古き信仰を宣揚する思想家でもある杉本にフォーカスした。コロナ禍で異例の長期日本滞在中に執筆された『杉本博司自伝 影老日記』(2022年3月に新潮社より刊行予定)のダイジェスト・ページも。
杉本博司
1948年、東京生れ。美術作家。1970年に渡米。1974年以降NYを拠点に作品を制作。代表的な写真作品に「ジオラマ」「劇場」「海景」「ポートレイト」「建築」など。毎日芸術賞、ハッセルブラッド国際写真賞、高松宮殿下記念世界文化賞、イサム・ノグチ賞を受賞。フランス芸術文化勲章オフィシエ受勲。文化功労者。2022年3月に『杉本博司自伝 影老日記』を
【掲載誌】「芸術新潮」2022年1月号
【発売日】2021年12月25日(土)
【定価】1500円(税込)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/geishin/
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https://www.neol.jp/art-2/
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