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「誰も助けてくれず心が壊れた」私が不登校になった理由【不登校新聞】

ニコニコニュース / 2021年8月23日 12時0分

 いじめ問題を中心に、学校へ行きたくない人の悩みや体験について専門家とともに考えていく番組「明日、学校へ行きたくない」新型コロナ、いじめ、不登校~全国から寄せられた悩みを専門家と一緒に考えるが、2021年8月30日にニコニコ生放送で配信されます。

 いじめや不登校……ニュースで報じられているのを見たことはあっても、実際に体験していない方にとっては、いまいち想像しづらいものがあるかと思います。

 そこでニコニコニュースオリジナル編集部では、日本で唯一の不登校専門紙である「不登校新聞」に掲載されている「いじめ」「引きこもり」「不登校」の当事者、経験者の声を紹介。生放送当日の8月30日まで毎日1本の記事をお届けします。

 「明日、学校へ行きたくない」と悩む方々は何を体験し、何を思っているのか。いじめ問題について一緒に考えてみませんか?


※この記事は「不登校新聞」許諾のもと転載しています。

 一口に「不登校」と言っても、不登校になった理由や負った傷のかたちは人それぞれです。不登校経験者たちはどんなことに苦しみ、どんなきっかけで不登校になったのでしょうか。今回は、さゆりさん(19歳)の「不登校になった理由」を書いていただきました。

* * *

 私が不登校になった理由は、5年生のときに同じクラスの男子から受けた、いじめです。バイ菌扱いされたり、給食のときに自分の机だけ離されたり……。言葉や態度によるいじめをずっと受けていました。

 いじめを受けながらも、しばらくはがんばって学校に通っていたのですが、しだいに私は「教室に入ったら、今度は何をされるんだろう」と恐怖心を抱くようになりました。

 教室におびえる毎日に疲れ切った私は、ある日、ワラにもすがる思いでクラスでのことを相談室の先生に相談することにしました。

 でも、先生は「そんなことに負けてどうするの? 逃げるの?」と言い、怖がる私を無理矢理、教室に連れて行こうとしました。

 今ふり返ると、私をいじめていた人たちは外面のよい、いわゆる「よい生徒」だったし、私が身体的な暴力を受けていたわけでもなかったので、先生には小さな生徒どうしのトラブルに見えたのかもしれません。

 でも、当時の私にとって、いじめは本当にツラいできごとで、先生に話したことも私なりの必死のSOSでした。

 「誰も助けてくれないんだ。いじめられる自分なんか死んだほうがいいのかもしれないな」と、いじめに加え、まわりが自分のツラさを受けとめてくれなかったことが重なり、私の心はどんどん壊れていきました。

 中学はいじめてきた同級生とはちがう学校に通ったのですが、結局、私は中学でもいじめのトラウマからクラスメイトに心を開くことができませんでした。

 いじめられたことは、私の心の一生の傷になっています。19歳になった今でも、ときどき当時のことを鮮明に思い出し、フラッシュバックを起こしてしまうほどです。

 不登校になって悪いことばかりではありませんでしたが、あのいじめがなければ、「私の人生は変わっていたのかもしれない」と思うと、複雑な気持ちです。(さゆり・19歳)

【不登校新聞の元記事はこちら】


「明日、学校へ行きたくない」新型コロナ、いじめ、不登校~全国から寄せられた悩みを専門家と一緒に考える

「新型コロナ」「いじめ」「学校行きたくない」など
悩みを教えてください

2020年の小中高生の自殺者数は、過去最多の499人に達しました。(前年比+100人、文部科学省調べ)2020年は新型コロナによる休校があり、休校あけの6月に不登校と自殺が増え、8月の自殺者数は、前年より倍増しています。

なぜ、学校に行きたくないのか・・・理由の1番は、やはり「いじめ」だと、『不登校新聞』の石井志昂編集長はいいます。

そこで、番組では、『こども六法』の著者、山崎聡一郎さん、『弁護士秘伝!教師もできるいじめ予防授業』の筆者、真下麻里子弁護士、そして、不登校やいじめ問題を取材し続けている『不登校新聞』の石井編集長をお招きして、「いじめ」問題を中心に、学校へ行きたくない人の悩みや体験について一緒に考えていきます。

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