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前厚生労働大臣政務官・自見はなこが「ダイヤモンド・プリンセス号」で学んだこと

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年12月21日 20時0分

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ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(12月20日放送)では、番組パーソナリティであり前厚生労働大臣政務官の自見はなこが、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での新型コロナ集団感染について振り返った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での、新型コロナウイルスの集団感染。自見さんは2月10日に乗船なさっているのですね。

自見:そうですね。私は当時、厚生労働大臣政務官を拝命しておりまして、2月10日~3月1日まで、船内の対策本部で活動していました。

淵澤:実際に船に乗ってみて、いかがでしたか?

自見:壮絶でした。3700人が乗っている船で、1000人がクルー、2700人が乗客。高齢者が多く、また約2000人に基礎疾患がありました。検査をしてみると、3分の1くらいの方が感染していました。正直なところ、船内はある程度パンデミックに近い状況まで感染が拡がっているだろう、という直感的な感覚のもとで乗船しました。

淵澤:この番組でも何度もご紹介している災害派遣医療チーム「DMAT」をはじめ、携帯電話会社ソフトバンクが2000台のiPhoneを提供するなど、まさにオールジャパンで対応にあたっていましたよね。

自見:いろいろと知られていないことも多いと思います。感染症の専門家の先生方が、実は終始チームになって船内のラウンドやゾーニングをしていたり、クルーの方々には働きながら検疫業務にご協力いただきました。

また手指衛生やマスクの着用、食事の注意などに関しても、キャプテンや感染症の専門家の方々、クルーの皆さんに徹底してご協力いただきました。そうすることで、乗客のエピカーブ(感染者数の積み上がりのグラフ)が下がって行きました。乗客の方はお部屋にいますので、4~5日後にエピカーブが下がります。遅れること数日後には、乗員の方のエピカーブも下がります。すなわち「新しい生活様式が有効だった」ということですね。実はこういう結果も、ダイヤモンド・プリンセス号から学んだことです。

私はパンデミックにおける地域の保健所長のようなことをしていました。誰に検査をどう受けてもらって、誰を入院させるか。例えば、自衛隊の方々には検査のぬぐいをお願いする。災害派遣医療チーム「DMAT」には、陽性患者の搬出をしていただく。乗客の方々には精神的ストレスもかかりましたので、災害派遣精神医療チーム「DPAT」の方々など、精神ケアのチームに入ってもらったりもしました。また、日本医師会災害医療チーム「JMAT」と呼ばれる開業医の先生方も、連日100人以上に来ていただき、全員の健康観察をしていただきました。まさに総動員でした。

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