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世界初、民間による月面着陸 失敗「小惑星や地球に着陸するより、ずっと難しい」辛坊治郎が解説

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2023年4月27日 17時15分

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辛坊治郎が4月26日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。日本のベンチャー企業「ispace」が世界初の民間による月面着陸に失敗したことについて、「小惑星や地球に着陸するより、ずっと難しい」と述べ、月面着陸の難しさを解説した。

【HAKUTO-Rミッション1 着陸発表会】実物大のランダー模型=2023年4月25日午前、東京都江東区の日本科学未来館 写真提供:産経新聞社

日本の宇宙ベンチャー企業「ispace」は、世界初の民間による月面着陸を目指していたが、きょう着陸船との通信が途絶え、月に落下したとみられると発表した。

このニュースについて辛坊は「残念ですね」と感想を述べ、「国家レベルで見ても、月面着陸に成功しているのは、一番最初に成功したのが1960年代の旧ソ連。それからアメリカ。さらに何十年も経った、今から10年ほど前に中国が成功させている」と解説。今回、成功していればそれに続く「快挙」だったと悔やんだ。

日本は、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)が小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げ。2005年に小惑星「イトカワ」に到達し、表面物質を地球に持ち帰っている。辛坊は「あれができるのに、月はそんなに難しいのか?と言うと、段違いに難しい」と言及。小惑星はとても小さく、重力が限りなくゼロに近いため「(惑星と)並行して飛ぶように宇宙船を走らせておいて、あとはゆっくり近づけていくだけで何とかなる」と述べた。

一方で、月には「地球の6分の1の重力がある。引力圏内に入ると、月の引力でいわば自然落下が始まる」と語り、大気がありパラシュートで軟着陸できる地球との差を説明。大気がなく、自然落下との闘いがある月への着陸には「逆噴射を続けないといけない。これが難しい」と指摘し、「小惑星や地球に着陸するよりずっと難しい」と語った。

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