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3日連続で過去10年の最低値を更新 沖縄本島の11ダムの貯水率 少雨続けば4月中旬にも給水制限レベルに

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月1日 12時17分

貯水率34.5㌫と、11ダム平均より低くなり、赤土がむき出しの福地ダム=2月29日午後3時半過ぎ、東村川田(竹尾智勇撮影)

 少雨が続く沖縄で、県内29市町村の給水源となる本島内11ダムの貯水率が1日午前0時現在で43.6%となり、3日連続で過去10年の最低値を更新した。本島地方では2月28~3月1日にかけて雨を観測したが、貯水率は依然として低下傾向で、回復には至っていない。引き続き節水への協力が必要となっている。

 国土交通省によると、同日午前0時までに県内最大の福地ダムや大保ダム流域で10ミリ程度の雨を記録した。貯水率の前日からの減少幅は、雨が降らなかった日と比べ約0.2ポイント圧縮された。

 県内では、昨年から続く少雨の影響で貯水率の低下が著しい。特に今年に入ってからは、ダム流域の降雨量が平年比で1月約2割、2月約4割にとどまった。まとまった雨が降らなければ4月中旬ごろ、貯水量が過去に給水制限の目安とした水準まで低下すると予想される。

 沖縄気象台によると、7日までは曇りや雨の日が多い予報だが、降水量は平年並みで多量の雨は見込めないという。そのため、降雨による貯水率の劇的な回復は期待できない見通しだ。

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