【40代編集部長の婚活記#247】49歳独女「結婚できない最大の理由」って?
OTONA SALONE / 2021年4月28日 17時0分
40代の婚活は、なかなか奥深いものがある。40代の婚活を始めて、4年7カ月になるOTONA SALONE編集“部”長・アサミ、49歳。
これまでに100人以上もの男性と出会い、婚活パーティ、個室婚活、紹介などで出会った男性とデートしてきた。現在進行形のSNSで出会ったキャットさん(46歳・バツイチ・起業家)は、ちょっと今までとは違うパターンで……!?
この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
結婚しない理由とは?
いまキャットさんと一緒にいるのは、海の見える居心地のいいレストラン。彼のお気に入りのお店だという。保護猫施設の見学の帰りだからデートと言っていいのかどうかわからないけれど、ドキドキしていることだけは確かだった。
バツイチで別居中の息子さんがいることを話してくれた彼。そして私の婚活記を読んでくれていた。そして、興味深い発言をする。
キャット「アサミさんが結婚されない最大の理由って、そこだと思うんです」
アサミ「そこって?」
キャット「他人といるときは実は自分を出せない。アサミさん、たぶん今までお付き合いしたお相手に、本来の自分を出せたことがないんじゃないですか?」
キャットさんの「するどい指摘」
ドキッとした。そして、するどい指摘だった。
自分でも、ちょっと気づいていた。意外と私は「合わせている」。でも、普段あまりそういう印象は持たれないほうなんだけどな。なぜキャットさんはそんな風に思ったんだろう?
キャット「アサミさんは、他人とぶつかることがあまりお好きじゃないですよね?」
アサミ「うーん。好きではないですけど、仕事では意見が食い違ったときは徹底的に話し合いますよ」
キャット「なるほど」
アサミ「去年、直属の上司に『こんなに強情だと思わなかった』って言われましたもん」
他人にそう言われるということは
キャット「強情って(笑)! なかなかのフレーズですね」
アサミ「はい。いままでも頑固とは言われたことありますし、それは認めます。でも強情って言われたのは初めてでした(苦笑)。でも、そう捉えられるんだなって受け止めました。ある意味、新しい自分発見でしたね」
もちろん仕事においてすべてが頑固なわけではない。委ねる、任せる、受け容れる点も多々ある。ただ「ここはどうしても!」という部分については、相手が誰であれ、納得いくまで徹底的に話し合う。
アサミ「上司とは旧知の間柄なんですけどね。いままでまともに一緒に仕事したことなかったので驚いたのかもしれません」
よく言えば「意思が強い」だけど
キャット「でも、そのくらいの強い意思がなかったら、いまの立場にはいらっしゃらないですよね」
アサミ「強い意思といえば聞こえがいいですけど、仕事では若い頃からホント生意気だったと思います(苦笑)。新入社員の頃にも編集長に意見したくらいですから」
キャット「ご自分の意見を持つとか、ブレない姿勢って、マネジメントする立場としては必要なことです」
アサミ「それは確かに。もちろん柔軟性も必要ですけどね」
キャット「ちなみに仕事ではなく、プライベートはどうですか?」
アサミ「そうですね……。中学生のころ、両親にも頑固と言われましたよ(笑)」
キャット「へぇ! どういう経緯で?」
子供の頃から「頑固」を発揮!
アサミ「中1のときなんですけど、夏休みの家族旅行を『行かない』って断ったんですよ。私は祖父母と家にいるから、両親と姉だけで行ってくださいって」
キャット「え、夏休みの旅行なのに? そのくらいの年頃なら普通は行きたがるじゃないですか」
アサミ「夏休みの部活を休みたくなかったんです」
キャット「部活、何をやっていらしたんですか?」
アサミ「ソフトボール部です。入部したての4月に左手を骨折して、練習ができなかったんですよね。それでみんなより遅れをとってしまって」
キャット「手の骨折じゃ、キャッチボールもバッティングもできないですもんね」
「家族旅行」に行かない決意
アサミ「そうなんです。練習がまともに始められたのが6月の終わりくらいだったので、3カ月くらい遅れを取っちゃったんですよね。みんながどんどん上達しているのにできない自分が悔しくて。夏休みは部活を休まないで、遅れを取り戻すって決めたんです」
キャット「それで家族旅行に行かないと」
アサミ「はい。部活を優先したくて」
キャット「ホントに家族旅行へは行かなかったんですか?」
アサミ「はい。祖父母とお留守番してました」
キャット「決めたときの意思の強さは、昔からなんですね」
仕事もプライベートもわりと頑固!
アサミ「だから仕事でもプライベートでも、ぶつかるときはつぶかりますよ(笑)」
キャット「プライベートで意思の強さをだす相手って、限られていませんか?」
アサミ「限られている?」
キャット「いまのエピソードってご家族じゃないですか。誰にでもそうですか?」
アサミ「なるほど」
キャット「恋人とか友達にはどうですか?」
アサミ「確かに。親友には頑固さを出すかもですけど…」
恋人に対しても「頑固」?
キャット「恋人には、わりと合わせてたりしませんか?」
アサミ「うーん。さっきお話した、円満別離したモトカレには頑固だったかもです。5年くらいつきあって、徹底的に話し合って別れたくらいですから。でも、そう言われてみると他の相手には……」
キャット「相手に合わせるコミュニケーションしてませんでしたか?」
アサミ「そうですね…。そんなつもりなかったんですけど、ある男性には『そんなに僕に合わせなくていい』って言われたことあります」
キャット「僕が思うに、アサミさんって、ある意味、二面性があるんじゃないかなって」
二面性があるって?
アサミ「二面性? 二重人格とかですか?」
キャット「いえ、そういう意味ではなくて」
アサミ「どういうことですか?」
キャット「ギャップ、ですかね
アサミ「どんなギャップを感じます?」
キャット「仕事と恋愛でのギャップだったり、外見と内面のギャップだったり、浅い関係性と深い関係性でのギャップだったり、かな」
なんとなく、自分の中では一致しているのに、他人からみるとギャップがあることは感じていた。それがどういうギャップなのかはわからないのだけど……。
キャットさんが語る分析に、私はすっかり引き込まれていた。
運命の人と出会うには!?
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