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「げんまご」ではありません。「玄孫」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2022年1月17日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「玄孫」です。

「玄孫」の読み方は?

「玄孫」は“孫の孫。ひまごの子。(引用元:小学館 デジタル大辞泉)”を意味する言葉です。さまざまな読み方がありますが、タイトルにもある通り「げんまご」は間違いです。

「玄」を「げん」と読む場合は「玄孫(げんそん)」と読みます。ではもう一つの読み方は一体なんでしょうか。

正解は……

「やしゃご」です。

「玄」の読みは

  • 音読み ゲン
  • 訓読み(常用漢字表外)くろ・くろ(い)

です。一方「孫」は音読みで「ソン」、訓読みで「まご」と読みます。

どこから「やしゃご」の読みが来たのか不思議に思えますが、『精選版 日本国語大辞典』によると「やしゃご」は「やしわご」の音が変化した語なのだとか。

語源を調べてみましたが、なぜ「やしわご」なのか、なぜ「玄孫」なのかを示す一次情報は得られませんでした。ですが、「玄孫」は「やしわご」の大和言葉(日本固有のことば)に当てた「当て字」だと考えられています。

また「玄孫」の下の代にもまだこんなに表現があります!

  • 子(こ)
  • 孫(まご)
  • 曽孫(ひまご)
  • 玄孫(やしゃご)
  • 来孫(らいそん)
  • 昆孫(こんそん)
  • 仍孫(じょうそん)
  • 雲孫(うんそん)

上記で一番離れている子孫を示す「雲孫」には、雲のように遠ざかっている子孫の意味があります。自分から数えて九代目となれば、確かにとても遠い存在に感じられますね。

 

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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